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アニメ映画「ふれる。」感想


HPより

何を書こうか正直迷っています

ネタバレもしたくないですし、これから観に
行く予定の方に先入観も持って頂きたくない
ので

ただ個人の感想を述べるに辺り、ネタバレに
近い部分があるので、ご容赦下さい

観賞される予定の方、ご遠慮頂ければ幸いです









脚本、興味深かったです

「ふれる」の設定から話の展開、ミスリード
すれ違い、衝突、伏線回収…映画を見終わった
後の方が思い出して、考えています

ただ、その分、いかんせん展開が早くて
感情移入が私のような四十過ぎに追い付かない
部分もありました

できることなら1クールアニメで物語の山場で
受け止めて、消化してから次の展開に備えた
かった

「ふれる」の存在についても、深く考えられて
おり、昔からの妖怪「サトリ」や一時期話題
になった「サトラレ」とも違う切り口で
現代社会にも問い掛け、我が身を振り返る事の
できるストーリーは流石「岡田麿里」さんだと
感じました

あえての演出なのですが、冒頭から私には
常に違和感が付きまとっていました

どうして小学生の頃から「ふれる」と出会い
その能力があるからといって親友となって
三人で共同生活するまでになるの?と

それも意図的な構成なのですがストーリー展開
もどこか不穏な雰囲気もあり、考察しがいの
ある映画として観賞していましたが、それが
逆に物語に私はどっぷり浸かる事ができない
理由だったのだと思います

その違和感の謎も解き明かされていくのですが
腑に落としている段階でも次の展開が進み、
新しい違和感が生まれて、解消されたり
良い意味では盛り沢山でした

決して批判したい訳でなく、脚本、テーマも
深く掘り下げて理解したいからこそ、もう少し
心の整理できる時間が欲しかったかな、と

キャラクターデザイン、背景なども好きでした

これから他の方の感想の記事も拝見しようと
思うのですが、多分色んな受け止め方があるの
だろうと思います

号泣するつもりで行ったのですが…感情が追い付かず秀逸な脚本にただただ追い付いていく事
がやっとでした

本当にストーリー、テーマ性は大好きです

ご覧になった方と酒を呑みながら、あれこれ
作品の全体の事、派生する現代SNS社会、
登場人物たちの立ち位置など語り尽くしたく
なる魅力のある作品でした

まだ消化不良な部分もあり、あいまいな感想
になってしまい、申し訳ございません

私にとっては興味深く、思い出したくなる作品
であった事だけは確かです

今回もお読み頂きまして、心より御礼申し上げ
ます

来週は踊る大捜査線の新作観に行く予定なので
また映画感想も書くと思います

失礼致します

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