懐かしの『ホームアローン2』で発見した大人の視点~何気なくつけたテレビが教えてくれた、新たな発見の数々~
ふと夜、テレビをつけたら金曜ロードショーで『ホームアローン2』が放送中。「あ、この映画!」という懐かしさに、そのまま見入ってしまいました。
見ているうちに、前作『ホームアローン』での豪邸暮らしを思い出し、「そういえばこの子、お金持ちの家の子だったな」と、大人になった今、新しい視点での気づきがたくさん生まれてきました。
お金持ち家族の冒険
~前作を思い出して納得の展開~
『ホームアローン1』で印象的だった豪邸に住んでいた一家。
そう思い返すと、ニューヨークのホテルでの贅沢なスイート・ルーム滞在も、実はケビン少年の生活水準からするとそう突飛なものではなかったのかもしれません。
泥棒に狙われるのも、ある意味納得の家柄だったわけです。
命がけのアクション
~大人の目で見たら危険すぎる展開~
この映画の見どころ、ケビンの仕掛ける様々なトラップ。
大人になって見ると、その危険度の高さに思わず目を見張ります。
上空から投げられたレンガの3連続クリーンヒット、高電圧での感電など...気絶して、そのまま起きなくてもおかしくないレベルの攻撃の数々。
子どもの頃は単純に面白いと思っていただけなのに、大人になって見るとその過激さに驚かされます。
それでいて『バック・トゥ・ザ・フューチャー』同様、映画自体は全然古さを感じさせません。
不思議なものですね。
意外な舞台裏
~若きトランプ氏の出演秘話~
CM中にスマホで調べてみて発見した興味深い事実。
映画に登場する若きドナルド・トランプ氏。
撮影当時、プラザホテルのオーナーだった彼が、撮影場所の使用許可と引き換えに自身の出演を要求したという噂。
これぞまさに、ビジネスマンの手腕でしょうか。
驚愕のルームサービス
~ケビン少年の派手すぎる宿泊費~
そして気になったのが、ケビンが1日で使った967ドルのルームサービス代。
現在の価格に換算すると約15万円、1992年当時でも約12万円という破格の金額。リムジンまで頼んでいたことを考えると、食事代だけでなく、贅沢な送迎サービスまで含まれていたに違いありません。
フロントの受付の人がマクゴナガル先生に似ていると思い、CM中に調べてみたものの別人だったという小さな発見も。
こういった新しい視点での気づきが、大人になって見る『ホームアローン2』の新たな楽しみ方となっていました。
子どもの頃とは違う角度で見る『ホームアローン2』。何気なくつけたテレビが運んでくれた思い出の映画は、予想以上に多くの発見を与えてくれました。
時を経て見る作品には、また違った魅力が隠されているものですね。