メルボルン大学MBA受験 - 出願締め切り日を徹底解説!
はじめに
こんにちは!今回は、メルボルン大学MBAプログラム(Full-time)の出願締め切り日についてMelbourne Business School (以下、MBS)の2025年9月入学のプログラムに応募した私の体験談を交えてお話しします。MBA出願では、締め切り日を基準にスケジュールを組み立てることが成功への第一歩となります。実際に出願する際は、最新の情報を公式ウェブサイト(https://mbs.edu/)で必ず確認してください!
MBSの出願締め切り日について
出願締め切り日(Application Deadline)
MBSでは、欧米の多くの大学と同様に、複数回の出願ラウンド(Rounds)があります。2025年9月入学向けの締め切りスケジュールは以下の通りです:
早期出願(Early Round): 2024年9月25日
第1回締切(Round 1): 2024年11月25日
第2回締切(Round 2): 2025年2月3日
第3回締切(Round 3): 2025年3月31日
第4回締切(Round 4): 2025年5月26日 (日本から出願はこれが最終!)
第5回締切(Round 5): 2025年7月14日
MBSのEarlly Applicationのタイミングは米国MBA出願タイミングのRound 1にあたるタイミングであり、果たしてEarllyなのかという疑問はありますが、私のように米国のMBAのRound 1と並行で受験するような人にとっては都合がいいスケジュールとなっています。
注意点
オーストラリア国外からの出願者は、Round 4が最終締切
ビザ申請のタイミングが関係しています。この点は特に注意してください。出願締め切り日は毎年微調整されることがあるため、最新情報の確認が重要です。
早期出願(Early Round)の特徴とメリット
早期出願(Early Application)とは?
早期出願とは通常の出願期間(Regular Application)よりも早いタイミングで応募する出願プロセスのことです。大学によって、このプロセスが「Binding(拘束力あり)」か「Non-Binding(拘束力なし)」かで異なります。
Binding: 合格した場合、その大学に入学する義務が生じる(他校への出願取り下げが必要)。
Non-Binding: 合格後も他校への出願が可能。
MBSの場合は、Non-Binding(拘束力なし)であり、合格したとしても他校への出願を取り下げる必要はありませんので、戦略的になるべく早く応募したほうがよいということであればこの点はあまり気にせず出願して問題ないかと思います。
一方、Binding(拘束力あり)のプログラムを受験される場合は、合格した場合、その学校に入学する義務が生じます(他校への出願は取り下げる)。私の場合は、MBS以外にも米国のDuke大学のMBAを応募していたのですが、こちらの大学の早期出願はBindingでした。出願書類の一部に誓約書が含まれており、合格の場合は他の大学への出願を取り下げる旨の誓約が求めらました。
出願用のエッセイの添削をお願いしていたアドバイザーの方の話では、誓約書違反で実際に法的に訴えられたという話は聞いたことがないとのことでしたが、大学のAdmission Officeのネットワークは以外と広く、それぞれの大学がつながっているとのことで、例えば他の大学での選考に影響したり、また次年度に再度受験する際に悪影響を及ぼす可能性はあるとのことでした。MBSでは関係のない話ですが、BindingのEarly Applicationで出願を考えている方は、慎重に検討の上、応募することをお勧めします。
どのラウンドで出願するべきなのか?
「どのラウンドで出願するべきか」という疑問は、多くの受験生が抱えるポイントです。大学やプログラムによって考え方が異なりますが、以下私が複数のオーストラリアや米国の大学の在校生やアドバイザー、Admission Officeの方に聞いた内容です。
大学や出願者の傾向
「なるべく早い出願」を推奨する大学の場合
早い段階で多様性を重視した選考を行うため、遅いラウンドでは自分と同じような属性の人がすでに合格してしまっており、合格のハードルが上がることがあるようです。
「出願タイミングによる合格率の差はない」とする大学の場合
表向きには各ラウンド間での公平を主張していても、後半のラウンドでは、コホートのバランス調整が行われるため、Round 2までの出願を口頭の説明回答でおすすめしてくる大学が結構ありました。
Internation Studentの最終ラウンド
対象MBA所在国の国外からの応募の場合、ビザ申請スケジュールの関係で、Round 4以降に出願ができない場合がありました。MBSの場合はオーストラリア国外居住のInternational StudentはRound 5では応募できないようになってます。
応募者の各ラウンドでの違い
早期出願者には、比較的スコアの高い人が多い傾向があるようです。スコアはあくまで出願書類の一部ですので、それがすべてではないですが、仮にスコアに自信がない場合、他の部分でしっかり補えているのかを慎重に検討する必要があります。
MBSの方針
MBSは公式に「できるだけ早い出願」を推奨しています。MBSのウェブサイトのQAより確認できるので間違いない情報です。
私の戦略:早期出願を選んだ理由
私は、MBSの早期出願(Early Round)を選びました。その理由は以下の通りです:
MBSが「早い応募」を推奨している
公式ウェブサイトでも「早い応募の方が有利」と明記されていたため、推奨されるスケジュールを信じることにしました。
若干出願スコアに不安があったのですが、出願の最低要件は満たしていたことと、MBA出願に関してアドバイスをいただいていた方からすでにそろえている出願資料で十分競争力があると思う旨、コメントいただき、早期出願でApplicationを出しました。書類とスコアの競争力を確認済み
若干出願スコアに不安があったのですが、出願の最低要件は満たしていたことと、MBA出願に関してアドバイスをいただいていた方からすでにそろえている出願資料で十分競争力があると思う旨、コメントいただき、早期出願でApplicationを出しました。スケジュールを早めに確定させたかった
私の場合は社費留学でしたので、何としても2025年開始のMBAプログラムに受かる必要がありました。そのためなるべく早い出願タイミングを目標として出願準備を進めたほうがよいと考えました。また仮にスケジュール通りにいかなくてもRound 1 もしくは Round 2で応募できるという心理的な安心を得る上でも良いと考えました。
まとめ:あなたにおすすめの出願タイミングは?
MBSでは、「できるだけ早い応募」が公式に推奨されています。そのため、出願資料の準備が整うようであれば、以下の戦略をおすすめします:
早期出願(Early Round)を目標に準備を進める
間に合わない場合は、Round 1またはRound 2で応募する
オーストラリア国外からの出願の場合は、Round 4を絶対に逃さない
時間のない中で準備を進めるのは大変ですが、締め切り日をしっかり把握し、計画的に進めることが合格への第一歩です。
次回予告
今回は、出願締め切り日に絞って解説しました。次回の記事では、具体的な出願プロセスについてより詳しくお話しする予定です!
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