山篭り、すなわち修行なり

絶賛貧乏本丸で働く古の審神者は、全ての江の面々を各1振ずつお迎えできる最低限のペースで里の観光を楽しんでいた。夜花奪還作戦でだいぶ育成が進んだ極短刀部隊のおかげで、超難周回もさほど難しくない。
ただ問題なのは、1周でそれなりの時間がかかることと、花札の役を考えなければならないのでそれなりに頭をつかうことだった。

古き良きソシャゲを愛し、ポチポチ脳死周回に愛された審神者にとって、里の観光は楽しい反面それなりの疲弊を覚える。レア泥もないのでドーパミンとの邂逅もないし。。。
そんなとき、7-4でのソハヤ掘りは最適な保養だ。検非違使も出るようになった訳だし、ついでにボスマスで数珠丸堀りも始めちゃう?! と意気揚々と部隊を江戸場内へ送り出したのだが。
そんな甘い考えは早々に打ち捨てなければならなかった。



極の育成、全然すすんでねーじゃん!

前提として1周のソハヤチャレンジ数を増やしたいので、7-4は長距離ルートをぐるぐるしたい。その場合、統率値の関係で育成した極短刀部隊は送り込めない。
そうなると極打刀中心の部隊が最適解となるのだが、1回のボス戦でまあ中~重傷者は出るわ、刀装はボロボロ消えていくわと資源がいくらあっても足りない。
隊長の山姥切国広は、合戦場から帰る度に絆創膏を片手に気まずそうにしている。審神者は危機感を覚えた。合戦場に出る度にそれなりの傷を負って帰ってくるのでは、資源だけでなく彼らの自信も奪い続けてしまう。
少し考えればそれもそのはず。我が本丸の極打刀は最高レベルで41という未育成状態。江戸を舐めすぎである。

打刀たちの極が実装された当時のことはよく覚えている。第一部隊で活躍し続けていた彼らが修行から帰ってきたとき、その弱体ぶりに絶望して以来ほとんど育成が出来ていなかったのだ。
要求経験値莫大すぎて全然レベル上がんないし。若き頃の審神者は心が折れちゃったんだね。
さらにその後審神者は年単位での失踪をしていたわけなので、せっかく修行を終えたにも関わらず彼らはその本領を発揮する機会がほとんど与えられなかった。

調べた限り極打刀の不遇ぶりは尚も存在するようだが、そこそこ修正も入っているらしい。これはソハヤ・数珠丸掘りよりも、極打刀の育成が先決だと審神者は立ち上がる。
そんな時、とある合戦場のボスマスを指差しながら私に微笑んだのは三日月宗近だった。


そうだ 山、行こう

そして極打刀たちは山へ赴き、数年越しに二度目の修行が始まった。
生粋のレベリング場として名高い5-4厚樫山は我が本丸でも使用頻度の高い合戦場だ。すでに検非違使の巣窟となっていて、特にボス前は気にせずぐるぐると回り続けることが出来る。ボスも強くないし桜も剝げにくいので、1戦闘での経験値はそこまで高くないにしろ、(検非違使対策で部隊員のレベルをある程度均等にすれば)ほぼ無限に周回できる点はありがたい。

ここで我が本丸の極部隊を紹介する。ちなみに極打刀は次の4振しかいないので、7-4周回ではこの4振に初短刀99を2振追加していた。修行中の日本号が帰還したら、もう1振り打刀を修行へ送り出しても良いかもしれない。

山姥切国広 41
陸奥守吉行 37
大倶利伽羅 38
和泉守兼定 41
燭台切光忠 32
髭切 36

そりゃこのレベルじゃ7-4周回は厳しいよな、と並べて思う。
燭台切と髭は今年職場(本丸)復帰したあとに修行へ出し、帰ったままになっていたため、併せてレベリング対象とした。
たまに気分転換で極太刀を極蛍丸(40)に入れ替えながら、極打刀のレベリングを進めていく。7-4と比べて検非違使との遭遇率が高いので、髭・膝の乱レ稼ぎにも期待した。
そしてこの合戦場のボスマスでは三日月宗近がドロップする。さっき三日月がにこにこしてたのはこれが理由か。


5-4ドロップ実績

ただレベリングで周回しつづけるのも味気ないので、ここでもドロップ実績を記録してみることにした。ある程度レベリングが進んだので、一旦途中経過を記録しておく。
ただしボスマスを踏んだ数だとか検非違使との遭遇回数だとか、そんな細かいところまでは記録していないので、あくまでももろもろの総合計だけという点には留意してほしい。それとここで使用している「XX限定」という言葉には「この合戦場における」という枕詞がつく。
ちなみに5-4は最後の分岐で必ずボスマスへ進める編成があるらしいけど、とにかく極打刀たちのレベリングが最優先なのでそんな編成は考慮していない。

総ドロップ数 3,034振

■ボスマス限定
三日月宗近3
岩融9

■検非違使マス限定
燭台切光忠14
髭切7
膝丸24

■ボス・検非違使マス限定
今剣183

■全てのマス(通常マス限定含む)
【太刀】
小狐丸13
同田貫正国19
山伏国広20

【打刀】
加州清光25
歌仙兼定31
山姥切国広49
宗三左文字43
大倶利伽羅5 
大和守安定29
蜂須賀虎徹26
鳴狐18
陸奥守吉行48
和泉守兼定24
へし切長谷部6

【脇差】
にっかり青江153
鯰尾藤四郎160
骨喰藤四郎153
堀川国広141

【短刀】
愛染国俊202
五虎退282
秋田藤四郎276
小夜左文字259
前田藤四郎249
薬研藤四郎282
乱藤四郎281

我が本丸は新規長谷部に毛嫌いされているのだろうか。同じレア度の打刀と比べて、イベントでも常設マップでも長谷部のドロ率の低さは異常じゃないか? 鍛刀でもほとんど迎えたことがないような。どの本丸でも長谷部はレア泥枠なのか? どうなんだ長谷部??

岩融、膝丸は乱レ9を迎えた。根兵糖もやたら増えたので里からやってくる江の皆に分配している。三日月も乱レ5に到達してにっこりである。ところで自身が乱レ4に留まっていることについてはどう思う長谷部???

ところで、巴形薙刀はいずこか。鍛刀で迎えた乱レ1の巴形薙刀(極)へちらりと視線をむけるが、毛先を指先で遊ばせながら視線を外された。どうなっているんだ長谷部????


レベリングの日々は続く

里での極短刀によるキャリーを盛り込みながら、打刀4振のレベリングに短期集中した。とりあえず5-4で3,000振ドロップする間にこれだけ成長できたよ~という実績を記録しておく。

山姥切国広 41 → 47
陸奥守吉行 37 → 45
大倶利伽羅 38 → 46
和泉守兼定 41 → 46
燭台切光忠 32 → 44
髭切 36 → 46

特に燭台切はレベル差が大きかったので根兵糖も活用している。
この状態で7-4(極打刀4振+初短刀99を2振)に挑んだところ、重傷者が出ずに5周続けて周回することが出来た。とはいえこちらの生存率はボスマスの敵で何を引くかにもよるし、道中刀装もそれなりに消えていくし、まだまだ快適な周回には程遠い。せめてみんなが50前半レベルくらいに達しないとだろうか。
厚樫山からの下山はまだ先の話になりそうだ。ソハヤには申し訳ないが、迎えに行くまでにはもう少し時間をもらおう。

と、手伝い札で中傷・重傷者を回復したあとに7-4をもう2周したところ、ボスマスで数珠丸が来た。ええ……?(困惑)

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