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ぼくらの冒険記ゼロ【♯10_震災ボランティア】
【Facebook Diary】~14年間もの間 Facebookに子どもの成長を書き続けた親父のブログ~
♯10_震災ボランティア
おはようございます。
トンチキ親父です。
14年前の東北大震災のボランティアに行った時の投稿です。
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2011年8月8日 Facebook投稿
おっさん
今日は、牡鹿半島の被災地のボランティアでした。
5ヶ月経った今でも、深い傷あとは残ってます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734488643-ovfK5FbTAHtIg9Y418EuRpWN.png)
おっさん
山側に折れ曲がった街灯を見ていると自然の脅威の恐ろしさを痛感しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734488698-WKxeti07sR9hHrGna1j2kJv8.png)
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基本、子どもの成長日記としてFacebookは使っていましたが、残しておくべきだと思い投稿したのを覚えています(将来子どもに伝えたかったという思いがあります)。
私は大学に勤めており、この時は学生十数人と1週間、被災地に出向いて様々なボランティア活動をしました。
現地に降り立ち、その光景を目の当たりにした時、強い衝撃を受けたことを思い出します。
家屋の一階部分が津波でもっていかれ、電柱や街灯がすべて山側に傾いている惨状を目にし、恐怖で言葉を失いました。
ボランティアは、学生と一緒に家財を被災した家から運び出す作業が多くありました。
その際に、家主さんが作業前に来て学生たちに御礼を述べられますが、その表情はとても暗く、かつ寂しそうな表情でした。
しかし作業後は吹っ切れたとのお言葉をいただいたものの、逆に私たちが力をいただきました。
お役に立ちたいなどと偉そうに思っていた自分を恥ずかしく思ったことを今でも強く覚えています。
これについては、拙著「ぼくらの冒険記」に詳しく書かせていただきましたので、良ければ手に取って読んでみてください!(しっかり販促!🤭)
そして今、この震災の事も風化しつつあります。
決して風化させてはいけないことと肝に銘じ、これからも息子たちとともに記憶を紡いでいきたいと思います。