にっき
今週も色々と思うこともあったが、中々文字に起こすのが難しく、同時に苦しくもあって気がつけばもう週末になっている。
溜まった下書きの山は、きっとまだその時ではないのだろうと言い聞かせ、もう少しだけ熟成させておくことにした。
代わりに、久しぶりに日記でも書いてみようと思った。そういえばnoteで書いているのは日記というよりはエッセイのようなもので、あえて今回はより「あったこと」を書くことにしたい。
今週、と限定してしまうと思ったよりも書くようなことがないので今月のことを書こう。
第一週はレコーディングでかなり忙しく、久しぶりに一日中ギターを弾いたりなどした。
週末、急にぽっかりと空いた休みを利用して美術館に行った。東京都美術館に行くのは去年の岡本太郎展以来だった。会期が明日に迫っていて、随分前に友人に貰った招待券を見つけ出すのに少し苦労したが、無事『エゴンシーレ展』に行くことができた。
当初は行くつもりはあまりなかったのだが、招待券をくれた友人が「思ったよりかなり良かったよ」と言っていたので、「せっかくなら」と思って上野まで足を運んだのだ。
結論から言うと、めちゃくちゃ良かった。正直なところ彼の作品どころか名前すらも知らなかったが、目の前に広がる彼の絵を見てまんまとファンになってしまった。
帰りに、上野駅から近い銭湯を調べて訪問。サウナつきで露天風呂がかなり広く、外気浴スペースも十分にとられていてとても良かった。
風呂から上がると、インスタグラムのストーリーにあげたエゴンシーレ展のポスターに返信があった。
去年の夏に出会った友人からだった。
曰く、友人はエゴンシーレがかなり好きらしい。(なのになぜか展示をやっていることを知らなかった)
「見に行くわ!」と言うが、先ほども書いた通り会期は翌日まで。ちなみに友人の住まいは山梨だ。
「混んでた?」と聞かれたので「ネットで予約したらいけたよ〜」と返したら「じゃあ明日行くわ!」とのこと。なんともフットワークが軽くて尊敬する。
「行きたい!」と思ったものに躊躇なく金と時間を使うことができるのは素晴らしいことだと個人的には思う。
次の週は新宿でライブを見に行く。なんで新宿のハコはあんなに駅から遠いのだろう。たまたまかもしれないが、いつも思ってる倍は歩く。
いつもスタッフとして見ている人たちを客としてエンジョイすることができて本当に良かった。
音楽ライブとは映画や演劇部とは違って不思議なもので、知っている曲の方が盛り上がる気がする。いや、よくよく考えればリバイバル上映や歌舞伎の演目も、知っているからより好きになっているのかもしれない。
そして今週は久々にライブ。「今日めっちゃ良かったよ」といろんな人に言ってもらえたが、自分としては及第点くらい。まあ、みんなあんまりギタリストのことなんて見てないか、と再認識したりもする。
本当ならば帰ってデモ音源をいくつか作るつもりだったのに、例によって酒に飲まれてしまい泥酔のまま爆睡。これが俺の弱さだ。
そして、一昨日はまだしも昨日今日と少しタフな日々が続いて、明日で一時休戦。明日の夜こそはデモ音源を作ろうと思いながら今日は眠りにつこうと思う。