「負けたくない」とかではなくて。
ここ数年はなんだか面白い場所にいる。「界隈」とも呼ばれるある一種の(特殊な)環境に身を置いているのだが、これがなかなか不思議だ。
「夢」とかっていうと途端に薄っぺらく聞こえる気がしてしまって、あえて口には出さない。ここにあるのはただの現実の積み重ねだけで、本当に何かを成し遂げたいのであればそれには細かい細かい一つ一つの作業がある。それがいつしか大きな現実になって、目の前に現れてくれる。
だから、「夢」という言葉は時に残酷で、その実態は夥しい数の努力や、無駄に見える作業や、細かい気配りだったりする。
端的に言って、成功するような人はどの分野でも成功している。「ああ、この人別にこの分野じゃなくても何かしらすごい成果を上げるんだろうな」と思う人が、たまたま自分の見えるところにいるだけのことだったりする。
めちゃくちゃ簡略化していうと、とんでもない天才で、体力がオバケみたいにあって、優しさも強さも持ち合わせているような人間でなければこの世界で生き抜くことは(おそらく)できない。
そんな荒波の中で、ダイエットの一つもろくにできないような俺がサバイブしていく方法なんてないんじゃないの…?と思う毎日だったりする。
誰かに負けたくないとかじゃなくて、自分に勝ち続けるしかない。弱い自分に三行半を突きつけて明日へ進みたい。