날 즣아힌다고

韓ドラを観はじめて早数年、KPOPにハマりはじめて早数ヶ月、韓国語習得の道のりは長く険しい。

とか言いながら本気で勉強しているわけでもないのでどう考えてもこのままだったら一生かかっても韓国語を喋れるようにはならない。つらい。なんで本気で勉強しないのかと言われても完全に自分の弱さです…としか言えない。

少し前に、「第二言語習得論」についての動画を見たのを思い出した。めちゃくちゃ簡潔に言うと「人が母語以外の言語を習得する時の話」だ。人が言語を習得するのには段階があって、その段階を細かく分けて論じるのだが、じゃあその理論を知っているからといってすぐに第二言語が習得できるわけじゃない。当たり前だけど。

結局、文法だとか発音だとか読み方だとかももちろん大事で、必要なのだが、そもそも語彙がなさすぎるのでどうしようもない。文法や発音がめちゃくちゃな英語でもある程度伝わるのはある程度の語彙があるからだと思う。
もちろん、だからと言っても文法を勉強しなくていいということではないとも思う。

たまに、英語がうまく伝わらない事で困る時は結構文法とかでつまづいている事が多い。ここ1ヶ月でイタリア人と、オランダ人と英語で会話する機会があったが久々すぎて何もできなかった…。弱さだ…。
あとこれは普通に言い訳ですが英語ネイティブと話す時と英語を第二言語として喋っている人と話す時の難易度は違う気がする。お互いが第二言語で喋っている同士であれば「何が分からないのか」がなんとなく分かったりするし、英語で物事をうまく伝えることのできないもどかしさを相手も自分も知っているので寛容になれる。

反対に、マジで英語しか喋れない奴には本当について行くのが大変で、俺は毎度自分の弱さを痛感している。つらい。
英語しか喋れないアメリカ人が頑張って日本人に英語で何かを伝えようとしている時、大体「声をデカくする」か「単語を区切る(実際は区切れてない)」の2択しかない気がする。第二言語を学んだことがある人は、たとえば「簡単な単語に言い換える」とか、「分かりやすい発音に直す」とかそういう事ができる。

無論、別にアメリカ人に第二言語を勉強しろ!と強く主張するつもりもないし、日本人はもっと色んな言語を学ぶべき!とも思わない。
「世界の中で英語が喋れない日本人」みたいなことを言う人がいるが、むしろ母語だけでほとんどの事が成し遂げられるのは結構いいことなんじゃないか?と思ったりする。
欧州の人が英語を話すのは、どう考えても地続きで他国に囲まれている上に、ラテン語/ゲルマン語由来の言語を喋っている彼らにとって英語はどちらの特徴も備えているので日本人に比べれば比較的容易に習得できるのだ。そして何より日常で英語を使わざるを得ないことが多い。
これは例えばインドとかフィリピンとかアジアの中の英語圏でもそうで、例えば高等教育を受けるためには英語を勉強しなくてはいけなかったり、多民族/多言語の社会の中での共通語としての英語の必要性が彼らに英語を喋らせている。

ということは、韓国語を喋れるようになるためにはきっと韓国語を喋らざるを得ない状況に身を投じるしかない。いやいや、さすがにそれは無理かも…と思い…、言い訳です。
とりあえずは身近なところからやらせてもらいます…ということでタイトルはニュージーンズの歌詞です。さ、韓国語がんばっていこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?