キッチンがなくてもホテルのお部屋で 気楽なディナー
イタリアのスーパーマーケットや食材店には、魅力的な商品が溢れています。見ているだけでもウキウキ。
野外マーケットではその季節の野菜や果物が日本と比べてかなり安く、形は不揃いですが、元気な様子で並んでいます。
イタリアに住み始めたばかりの頃、5月、さくらんぼの季節、野外マーケット。値札は1kgあたりの表示、そのころはてっきり1kg ごとしか買えないのかな、と思ってチェリーを1kgを買って、洗いながら試しに食べてみました。むむむ、、美味しすぎる!!!!夕食前でお腹が空いていたこともあり、半分くらい一気に頂いてしまいました。日本円にしたら、200円もしないくらいだったような記憶があります。ユーロになる前、リラの時代でしたが。
スーパーマーケットでは、小さなパックになっている生ハムをはじめたくさんの種類のサラミ、チーズなどは食べやすく、蓋を開ければ食べられるサラダなども店によって見つかります。パンとハムとチーズとワインがあれば、ホテルでピクニック気分。お酒が好きな方には普通のスーパーでいろいろな種類のワイン、そしてビールやリキュールなども簡単に買うことができます。
グラスはホテルのミニバーに付いている場合もありますし、なかったら洒落たグラスを買うのも一案です。家庭雑貨屋さんで洒落たお皿とナイフとフォークを買って、夜はゆったりお部屋でディナーもアイディアの一つ、食器などはイタリアからの自分用のいいお土産にも。キッチン付き、フライパンやお皿やグラス完備で長期滞在ができるレジデンスタイプのホテルもあります。
また、街の中にはお惣菜屋さんがあり、温めなくても食べられるような前菜やローストビーフ、立派なメインディッシュになるような凝ったお野菜の煮込みなども見つかるでしょう。
ランチは街の中でレストランで食事をし、疲れた夕方はホテルでゆっくり。
特に女性の一人旅の方は夜はホテルにいる方が安心ですね。
あ、そうそう、イタリアにはコンビニエンスストアはありません。一般のスーパーは朝8時くらいから夜9時前後まで。大都市には一部24時間営業のスーパーマーケットはありますが、夜間の利用は防犯上お勧めできません。