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平塚で小さなホテルをはじめました私のツイッター→ https://mobile.twitter.com/milabro02324815/お店のHP→ https://miss-morgan.com/

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最近の記事

Future hotel creators.-未来のホテルクリエイターたち-

Dear Hotel Lovers, こんにちはミラです。 今、私は湘南の暑い日差しを横目にCAFEBAR1215でレモンコーヒー片手にこの手紙を書いています。 今日のお話は、 先日、私たちのホテルに3名の学生さんを招待したお話です。 登場人物は、 立教大学観光学部観光学科の3名の学生さん 彼女たちは、『HOTEL MUSEUM』の管理人さんです。 学生に、まだ出逢ったことのないホテルステイの魅力を 観光学部生の視点を通して伝えるサイトです。 「知る、触れる、魅入ら

    • 泊まれる演劇|そのヤバさについて

      泊まれる演劇の新たな舞台としてミスモーガンホテルが選ばれた。この喜びをただただ書き綴りたい衝動をぐっと堪えて、ここでは「オンライン型泊まれる演劇」の魅力について語ることにする(100%私の勝手な解釈です) 演劇とは、舞台と上演場所が同じであることが本来のスタイルであるが、今回の上演場所は一風変わって、あなたの手の中もしくは机のうえのスクリーンで行われる。オンライン型の演劇である。熱気を肌で感じることのできないスクリーンをあえて上演場所に選んだ理由は、世間を騒がせている"目に

      • もうひとつの物語り|Another Story

        時々、訪れたお客さまが言葉(Another Story)を残してくれることがある。わたしとは異なる世界を生きるひとたちが織りなす物語り。それはまるで電波の途絶えた山道で、ふいにラジオから流れ出したメロディーが心を掴んで離さないような、偶然と必然が瞬時に綯交ぜになる、あの喜びにどこか似ている。 毎日、自由気ままに過ごしているのですが、そのくせ、どこかに逃亡したいなあと、考えることがときどきあります。あなたは優しくて愛情深い男の人だし、ずっと本を読んでいても怒

        • 電子旅行の未来はまだ遠い

          その昔、五感はすべて「密」だった。 人は「密」が好きすぎるあまり、電子化することで、いつでもどこでも密になれる「バーチャル密」な環境をつくってきた。ここには居ないだれかと話をしたり、音楽を聴いたり、映像を見たり、文明は「密」によって進化したとも言える。 電子に代替された「密」には大きく分けてふたつある。聴覚(会話・音楽)と視覚(文字・写真)である。聴覚であれば、マイクで収録した音をスピーカーで再生する。視覚であれば、カメラでフレーミングした世界をスクリーンに投影する。テキ

          月にいると思う

          家が飛んで、月に降りた いま、月にいると思う 窓の向こうには、月の大地だけが見える わたしを悩ませるのは、見えないものたち もう、外に出歩くことはできない わたしに与えられた選択はふたつだけ <WAIT> 体が月に馴染むまで、ただひたすらに待つ <ACT> 外に出歩くために、今すぐ行動する このふたつを頼りに、月の生活をやり過ごす なぜだろう、こんなにも不便にみまわれているのに ふしぎと、わたしのなかに「絶望」はない 待ち続けることが安全、それは分かっているけど 窓の

          月にいると思う

          言葉をさがす旅のはじまり

          新型コロナウイルスによる感染が世界を騒がせている。ホテルに携わる者として、このことについて目を背けることができない。本当はnoteを使って、オープンしたばかりの「miss morgan hotel」の魅力について、今すぐにでも全世界の人々に発進していきたい。でもこのnoteでは少し踏みとどまって、ホテルとウイルスの関係について考えを巡らせてみようと思う。 ウイルスは言うまでもなく「感染・接触・移動」に関係している。そしてわたしたちの文明もまた、感染・接触・移動によって「叡智

          言葉をさがす旅のはじまり

          旅をすること(essay_room501)

          この水平線の向こうにはどんな世界が広がっているのだろう。わたしたちの立っている向こう側にはきっとユートピアが存在する、そう信じて丸い地球をしらみつぶしに巡った結果は、言うまでもない。わたしたちはいま、ディストピアに生きているのかもしれない。 立っている場所から逃れることができないのであれば、変化するほか手段はない。諸外国の文化を取り入れたり、ときには暴力的なまでに啓蒙したり、さまざまな手や、あるいは武器を使って、、、結果として世界は随分フラットに成り果てた、かのように見える

          旅をすること(essay_room501)

          遊泳(essay_room402)

          わたしはいま、大きな海の表面を遊泳している。ここがどこなのか知るすべもなく、底知れぬ海の深さのうえで、どこまでも遠い空のしたで、浮力と重力に身を委ねながら。 2018年の暮れだったかな、ここにホテルをつくることを選んだ。この選択によって未来がどう変化するのか、それは今のわたしには分からない。あと10年経ったあとで、振り返ってこの選択の是非を問うたときに、そこにはどんな答えが待っているのだろう。正しかったのか、それとも間違っていたのか、その答えもまた10年経った先にしか分から

          遊泳(essay_room402)

          愛すべき甘噛み空間

          ホテルってどんな場所?ときかれたら、わたしは迷わず「愛すべき甘噛み空間」と答えるわ。 わたしね、とっても猫が好きなの。2匹の猫がじゃれ合う姿を見ていると、片方の猫が相手の急所ともいえる喉元に牙を立て「甘噛み」しているの。これって不思議だと思わない?猫って否定ができないから、相手の急所を弱く噛むことで「わたしは噛まないよ」って相手に伝えているの。噛まれている方はきっと戸惑うよね、だって噛んでるんだから。でもその姿を見ているとなんだか愛おしくなるの。おそらく噛まれている猫もきっ

          愛すべき甘噛み空間