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絶望の哲学
フィリップ・マインレンダーは34歳で首をくくった。
(自著「救済の哲学」を足場にした、と言われるが、これは脚色の可能性が高い)
彼の影響を受けた芥川龍之介は、35歳で服毒自殺した。
35歳あたりの年齢には、なにかあるのかもしれない。
おそらく、私たちが
「生に向かって生きている」
と思っていたのに
「死に向かって生きている」
と気づくあの転落が、この頃の年齢にはある。
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生きることは苦しみである
存在するよりは、存在しない方がいい
というのがペシミズム。
かなりヤクザな思想だ。
個人主義者のジョルジュ・パラントによれば、ペシミストもかつては希望に燃えていた。
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