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情報に踊らされている自覚って…

助からぬものを助けるふりをするのは、偽善であるだけでなく、技術と労力の浪費だ

オーベルシュタイン/銀河英雄伝説

中小企業がハゲタカファンドに狙われている

「日本は生産性が低い」最大の原因は中小企業だ

デービッド・アトキンソン/日本贔屓の経済アナリスト

日本の中小企業には優れた技術を持つ会社が多いらしい

ドイツと同じく、日本は世界的に「職人の国」という認識が強いようです。確かに、完璧主義的でこだわりの強い国民性は、技術を高めるのに適していると思います。

なので、優れた技術を持っている企業が多いという話は、事実かもしれません。

で、昔から言われているのですが、そんな高い技術力を持つ中小企業を安く買い叩く「ハゲタカファンド」と言われる人がいるそうです。

最低賃金を上げられない会社の優秀な技術が買い叩かれる

つまり、そういうことです。

世間では「十分な給料を出せない会社は潰れろ」という風潮が強いみたいです。

労働者として当然の視点だと思います。

ところで、十分な給料を出す大企業の生産性が高い保証は?

正当な労働に正当な対価が払われていないだけじゃない?

”愛国者”に気をつけろ!

デービッド・アトキンソンという方をご存知でしょうか。

日本が大好きな白人の経済アナリストです。

彼は声高に「日本企業の生産性の低さ」について語ります。

テレビを見ていると、「もうひとりの竹中平蔵さんがそこにいるなぁ」と思ってます。

あなたが好きなのは「日本」?「お金」じゃなくて?

どうも日本は、十分な報酬が払われるべき技術力を持つ中小企業を支援しする仕組みが足りないような?

だって、九割以上が中小企業の国で、給料上がってないって、それが答えなんじゃ…

NISAも、インデックスファンドで選ばれた大手企業は潰れなくなって、ゾンビ化はとまらないし。

そして、ハゲタカファンドが潰れた中小企業を安く買いたたき、高い技術をせしめる。

実はこれ、だいぶ前から言われてたんですよ。

統一教会問題や、オリンピックの汚職、ジャニーズの性加害など、はじめから「あれやばいって」って告発されているのに、ギリギリまで目が向かない社会問題。いっぱいあるのになぁ…。

↓こういうのとか。そういや昔、和田アキ子が細木数子詰めてたなぁ…

↓よく政治家に騙されるお人好し経済学者の三橋さん

今更…って思ったの、僕だけじゃないはず。

だって、

最近、「マスコミもネットも極論ばっかり」って論調を散見するようになったから。

いい時代だと思います。

ポリコレ(笑)
→「ジャップって言ったら怒るポリコレイエローモンキーのクセに(笑)」

パヨク(笑)
→「資本主義GHQに取り込まれた三流植民地(笑)」

多様性(笑)
→「”それぞれちがう”ってこともわからないドアホ(笑)」

極論を言い合うと、こういう醜い会話がレスバとして展開されているような…。

自分軸を持つことを求められる時代

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

日本国憲法第12条/日本国

自分の頭で考えるのは難しい

そもそも、自分で考えているつもりのことが、他人に誘導されていることって、すごく多いと思うんです。

例えば高市早苗さんが「日本は核武装すべきだ」って言った時、「まず原子力基本法があるし、そもそもそれはできないよ💧」って岸田元総理が言っていた。

あの女、知ってて言ったんじゃねぇのか?こわいひとや…。

でも、そこらじゅうの日本人が「核武装しようぜ!」って言ってたじゃない?

その後、「核シェアリング」って言葉に変わった。

どうしてそうなったかって、そりゃあ、核”武装”ができないから。って、岸田さんいったじゃん。だからなんじゃないの?しらんけど。

1+1=2みたいなシンプルな論理に見えます💧

でも、僕みたいな平和原理主義者なら、気を抜くとうっかり「自衛隊が海外に派遣されても発砲できない」って話を全く聞こうとしないと思う。

他人も自分もおんなじくらいバカってわすれちゃう

ねぇ、自分の頭で考えるって、難しくないですか?

ない知恵絞って、必死で考えたんですが…

口癖をつけるのって、どうでしょう?

「人間ってバカだよね(笑)」
→「僕たち人間ってバカだよね」

”人間”に常に自分を含む意識づけ

「核武装できないんだよ?(しらべてないのに断定)」
→「核武装ってできないらしいね?(しらべてないから伝聞)」

知ったかぶり防止装置

↓あと1ヶ月寝かしてから見たい

世の中知れば知るほど、自分が何にも知らないことを思い知ります。

昔ゴールドマンサックスに勤めていた知人に聞きました。

「ロスチャイルド家っているの?」

その方はポカンとした表情で、首を傾げただけでした。

STAP細胞研究当時に、理研の研究員だったアメリカ人男性に聞きました。

「STAP細胞ってあるんですか?」

俯いて苦笑いしながら、日本語でこう答えられました。

「その話は心が痛みます。」

ねぇ、関係者に直接聞いても、何が本当かわからないでしょう?

複雑な情報に煽られるこの世界。

ねぇ、それ、実際に自分で見たの?

無知の知

ソクラテス/哲学者



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