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「優しい音楽」瀬尾まいこ 感想

心がふわっと温かくなる本。

個人的には「がらくた効果」が一番好きだった。
人と暮らすのは大変なことかもしれないけど、徐々に他人が他人じゃなくなっていくことで、新たな一面を知ったり、新たな関係性が芽生えたりする幸せがあるんだなと思った。上手くいかなくなったら、初心を思い出したり、以前は他人だったんだ、他人のままだったらどう接してただろうということを考えてみれば上手くいくのかもしれないなぁと思った。

瀬尾まいこさんの小説は、私自身苦しすぎてないてしまった小説もあるが(「幸福の食卓」)、苦しさや悲しさがあっても物語の雰囲気はふわっと温かく感じる。瀬尾まいこさんの読後感がすきです。

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