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【旅するライカ】3泊4日の旅で土門拳記念館に行った話。
気まぐれ更新故に全然更新が追いつかないMikumaです。
2021年も残すところ後半月、ここからは今年の振り返りを時系列バラバラながらしていきたいなと思っています。
僕の所属する写真コミュニティにて、7月23日から3泊4日で土門拳記念館に行く企画が発足し、ちょうど都合が良かったので参加することに。
車1台3人での大阪から山形までの長旅でした。
持っていったカメラはお馴染みのLeicaM10、レンズはLeica Summicron 50mmF2のみ。
挙げたい写真は山程ありますが、ダイジェストで。
旅程はこんな感じ。
7/21 晩大阪出発
7/22 1日目 新潟県山古志村にて闘牛を観戦、新潟にて宿泊
7/23 2日目 土門拳記念館へ、その後は富山まで引き返し宿泊
7/24 3日目 能登半島を1周し、金沢にて宿泊
7/25 4日目 寄り道しながら大阪へ
【1日目】
1日目は新潟県の山古志にて闘牛を観戦しました。
朝の10時に現地に到着し、チケットを購入するも闘牛が始まるのは13時から。
それまでの3時間はひたすらスナップ、真夏日の中クタクタになりながらも闘牛の迫力がすごく、砂埃が舞う中ライカでひたすらスナップしていた中の一枚がこちら。
迫力のある一枚が撮れたと思います。
戦う闘牛と止めに入る闘牛士、臨場感のある一枚になったかと思います。
会場にいた外国人の女の子を取らせていただきました。
大阪では外国人の子は良くいますが、山奥では珍しいのか目立っていました。
そしてすごく綺麗な瞳に端麗な容姿は将来有望かも。
夜の新潟市街地スナップ、大阪に住んでいる手前大阪が基準となってしまうとどうしても新潟市の栄えた市街地は狭く感じてしまうものです。
とはいえ飲み屋街が広がり、喫煙所には着物を着た女性3人組がいたり何かと濃い街でした。
夏の夜に汗をかきながらスナップをしました。
【2日目】
悲願だった土門拳記念館へ。
人生で行くことがあっても随分先、それかいけないだろうとすら思っていた地に赴くことができて感動でした。
建物が立派で田舎独特の長閑な雰囲気に身も心も安らぐのです。暑いけど。
作品はどれも魅力的、流石は土門拳。
土門拳と言えば仏閣の撮影が有名ですが、僕の目を引いたのはやはりスナップです。
親子連れでお越しになっている方もおられて、お子さんとの雰囲気が良くつい下げていたライカでスナップしてしまいました。
そしてご飯を食べたりしながら富山まで戻る頃にはもうすっかり日も暮れていました。
このスナップは富山駅前にて、気づかれないスナップも好きですが複数人のうちの一人がこちらに気づくスナップも実は結構好き。
【3日目】
3日目も早朝から行動、夜中に富山のとある快活クラブに到着しては速攻シャワーを浴びて朝5時に起床して能登の輪島朝市に向かいました。
早朝から準備するあばあちゃんたちをスナップ。
「おはようございます〜」という元気な挨拶が行き交う活気ある朝になんだが和やかな気持ちに。
ここで下駄の形をしたお守りが可愛くて買いました。
いざ朝市が始まるとコロナ渦といえ活気に満ちていました。
軽く朝の食べ歩きのあとは喫茶店へ。
朝市からの喫茶店という完璧な朝活。
スナップも捗ります。
能登の朝市といえば「まれ」を思い出します、懐かしい。
あの頃は朝ドラを毎日見ていましたので少し想い出深い作品でもあります。
子供も絵になります。
朝市を後にし、日本で唯一砂浜の道路である「千里浜なぎさドライブウェイ」へ。
この写真はそこで遊んでいた少女をスナップしたものです、全くの赤の他人。元気だといいな。
すごく大きなキャンピングカーのおかげでアメリカチックな写真が撮れたような。
同じ場所から180度回って撮影。
こちらはカラー。ライカのカラーは本当にいい色を出してくれますね。
モノクロもどこかKodakのTRI-Xを彷彿させる写りです。
そして晩には金沢へ。
新潟市は政令指定都市だけどこちらは政令指定都市ではないみたい。
個人的にこちらのほうが栄えているような気がすると言ったら怒られそうですね。
【4日目】
早朝の近江町市場、ここの日常風景を抑えたくて早起きしていきました。
自分の知らない街で自分の知らない人たちがそれぞれの人生を生きていると考えると途方も無い何かを感じます。
兼六園にも行きました。
撮ったのはこのセミの抜け殻くらいですが、ズミクロンのF2でも背景が遠いとここまでボカして撮れること驚きました。
そして最後にひがし茶屋街、小京都とのことですが、本当に京都のようです。
和装の結婚式を行っており、スナップしました。
今回の旅はすごく良かったです。
最初はNokton classic 40mm f1.4も持っていこうかと悩みましたが、「ライカ1台にレンズ1本」が最近の僕に信条でして、ズミクロンのみを持ち出すことにしました。
結果的にはこれで良かったのです。
そして先日届いたカメラホリックを読んでこの記事が書きたくなったのです。
今年の暮れまでに何本か旅の記録などを挙げていこうと思います。
【使用機材】
LeicaM10
Leica Summicron 50mmF2 4th