美容オンチが手作りシャンプーリンスをつくった話
8月29日。
測ったり、混ぜたり、シャカシャカ、グルグルしながら、生まれて初めてシャンプー&リンスをつくりました。
食べることは好きだし、料理も好きだし、素材が何で、なんならどんな方がつくった素材なのかも気になる私ですが、コスメとか美容に関する類はめっぽう疎く、かろうじて「ノンシリコンのシャンプーリンスがいいんでしょ?」というくらいの気にし具合。
ですが、今回友人に誘われて宮城・松島にある交衣室 mege.さんで行われたmori-to-kiさんのワークショップに参加をしてきました。
交衣室 mege.
「可愛い服には旅をさせよ」
の声に集まった衣服を中心に、一着の衣との長いお付き合いの仕方をご提案しています。
(お貸出し、お直し、染め直し、リメイク、販売等)
※ホームページより抜粋させていただきました。
シャンプーとリンスに5000円。安いのか、高いのかも良く分からないままでしたが(普段使っているものから考えると私にとってはお高め)、友人の誘いと、mege.さんに行ってみたかったのと、今回主催していたmori-to-kiの森佳代子さんは、私の元同僚。
最近は少々ご無沙汰ながら、姉のような佳代子さんがいつの間にやら、畑を耕し、林業に狩猟に‥と活動・活躍の幅を広げまくっていたことは知っていたのですが、気が付けばコスメをつくるまでに。という驚きと興味が背中を押し、参加することに。
言われてみればそりゃそうだ、という感じなのですが、皮膚からもいろいろなものを吸収し、特に頭皮やまぶたや粘膜のあるところはより吸収しやすい、とのこと(腕に塗れる薬も、まぶただと痛くて大変なことになったりしますもんね。汗)
ということで、できるだけ成分がわかりやすく、体にやさしい、環境・社会にもやさしい素材でつくる「エシカルコスメ」。
ただ、体に良くても楽しくなければ意味がない!ということで、ベースの素材や有効成分に加えて、好きな香りのオイルで自分好みにアレンジを。
私が選んだオイルはこんな感じ。
シャンプー:ローズマリー&ベルガモット
リンス:フランキンセンス&イランイラン
普段お店で手に取る香水(コスメ類はオンチですが、香りだけは好きで香水は割と手に取る方)で見る名前なのですが、それのみで手に取って香りをかいでみると、あれ?というものもあり、販売されているものもプロが色々な考えのもとにブレンドしているのかな?なんて気づきも。
ワークショップ前には松島のTHE観光地エリアを少し散策。
久しぶりの松島のまちは、コロナ禍以降、一時期は本当に誰もいなくてさみしい時間もありましたが、(逆にちょっと多くてびっくりするほどに)週末の時間を楽しむ人の姿が。
新たなお店や、試みが形になった商品など、古くからの良いものと新しく、未来に続いてほしい良いものが混ざりあうような感じでワクワクしました。
ワークショップ終了後に、mege.の麻衣ちゃんにおすすめされた近くのお花屋さん「Botanical People」さんへ。
一目ぼれしたダリアをゲットしました。
その名も「NAMAHAGEノアール」。このグッとくる名前がますます良いなぁと思っていたら、ダリアの華やかさに負けず、かつ秋田生まれであることを伝える名前を!と名付けられたそう。
NAMAHAGEシリーズは他にもいろいろあったり、大曲の花火シリーズもあるんだそう。また違うやつもゲットして飾ってみたいな。
第一園芸さんという東京・大田市場からお花を届けるお花屋さんのホームページにそんなダリアの名前の由来と美しいシリーズの花たちが紹介されていたのでよろしければ、ぜひ。
話がちょっとそれましたが、何か一つ新しいことをする、自分のためにしてみると、また新しい視点が持てたり、楽しみを見つけれるもんだな、と。
すべてを気に掛けることはできないし、疲れてしまうけれど、ちょっと余裕があれば、使っているものの中味、そのつくり手に目を向けてみる、足を運んでみるのってやっぱいいなぁ、と。
今後も、自宅やmege.さんでワークショップが開催されることもあるようなので、気になる方はぜひ!
たのしかった!ありがとう佳代子さん!