そうだ、会場へ行こう
音楽アーティストの楽曲は、いまやCDよりも、ストリーミングのハイレゾで、最高に整った再生環境も個人で構築できるのに、なぜライブに行くのだろう。
サッカーや野球など、プロスポーツと言われるモノは、ほとんどの試合をテレビやネットで視聴できるのに、なぜ試合会場に足を運ぶのだろう。オリンピックだってそうだろう。8月の暑いさなか、自分も倒れてしまいそうな場に何故行くのか。
それは、生であること、演出を楽しむこと、観客を含む会場にいる人の熱狂や振る舞いもある。そもそも会場に足を運ぶ高揚感、終了後の自分の体の感覚だったり、終わってしまった後の静けさだったり。これを体感したいからだろうね。
実際にその場に居ないと体験できないもの。旅行だって美術館だって、印刷されたモノやネットからは、一部の面しか知りえない。だからこそ人は足を運ぶのだと思う。
ただ、最近関わってきてるeスポーツは、ITやネットとの組み合わせや相性が抜群なので、会場に行かずとも、盛り上がりを含む、かなりの部分を離れながらにして体感できてしまう。それは大会配信を見ている様子を、また配信している実況者の振る舞い、それぞれが会話しながらしてる様子を見れば明らかだったりする(苦笑
プロゲーマーを間近でみれる以外に、観客となる人々を会場に足を運ばせるには?
ゲームを買わず、実況やプレイ動画を見て満足しちゃってる、これからの観客となりうる層の開拓と同時に、生で見たい、感じたいと思わせる作り方や演出などが大切であり、今そこがオレに欠けてる感覚なのかもしれんなぁ…と、昨日ちょっと思ったので、書いて整理してみた。配信が無くなれば良いとかそんな短絡的なもんじゃないよな。