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「謝罪の王様」から「謝礼の王様」になろう。
人生初のパーマをかけた、
コミュニケーション×色の専門家MIKUです。
息子と一緒にヘアサロンに行ったにも関わらず、息子からは「あんまり変わってないよ」って言われました。
実際は、かなりくりんくりんにしましたよ。
息子よ、今までどこを見て会話してたんだい…
これは我が家の七不思議に認定しましょう。
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日常で活かせるNVC
特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。
そんな身近なNVCを今日はご紹介。
「申し訳ございません!をやめてみよう」
先日、アメリカのとある会社に問い合わせをしました。
(日本語対応してるので、もちろんで日本語で)
「そちらのサービスで、〇〇の設定は使用できますか?」
と私が尋ねたところ…
こう返ってきたんですね。
ーーーーーーーーー
現時点では、このサービスにピクセルを埋め込むことはまだ利用できませんが、利用できればどれほど便利になるかはわかります。
私たちはこれを書き留めて、将来の改善のためにチームに渡しました。
(省略)
私たちはあなたの声を聞いていることを知っていただきたいし、このようなことについて私たちに知らせてくれてありがとうございます。
これが、私たちが製品やサービス改善のために、お客様からのフィードバックをとても大切にしている理由です。
(省略)
どうもありがとう
ーーーーーーーーーーー
アメリカの会社だったので、日本語に多少の違和感はありますが(笑)
これがもし、日本の会社だったら。
単なる「〜できますか?」の問い合わせに対しても
「ご不便おかけし申し訳ありません!」
みたいになるじゃないですか。
でも英語圏では
「できないけど、気持ちはわかります。教えてくれてありがとう」
なんですよね。
日本は謙虚な姿勢ゆえ「謝罪」が多い文化と感じますが…
ご存知ですか?
実は「申し訳ありません」より「ありがとう」の方が、ずっとずっと人間関係って良くなります。
例えば…
あなたが、お子さんにこう言われたとします。
「どうしてお母さん、わかってくれないの?」
これに対してあなたが日本の会社の対応と同じように
「相手が不満に思ってる」
「文句を言われた」
「責められてるんじゃないか」
と捉えれば、「ごめんね」もしくは「こっちだって努力してるよ!」って言葉が出てきます。
そりゃあもちろん、 お母さんとして力不足は感じるかもしれない。
子どもに寄り添えてないと感じたり、こっちの都合もわかって欲しいと思うかもしれない。
でももし、子供が
「どうしてお母さん、わかってくれないの?」
の言葉を「不満」「文句」から言ってるのではなく、「寂しい」「残念」という気持ちから言ってるのだとしたら…?
それだけで、全然見え方が変わりませんか?
つまりそうなるとアメリカの捉え方になって、相手に対して「ごめんね」ではなく
「わかってもらえなくて寂しいのかな?」
「わかって欲しいのに残念だよね。」
「気持ちを教えてくれて、まずはありがとう」
となるわけです。
つまり、「ごめんね」の姿勢で聞くか?「ありがとう」の姿勢で聞くか?
それだけで大きく、子供との関係が変わるのです!
まとめると…
「相手が不満を感じて言ってる」という姿勢で聞くと文句→謝罪が生まれてしまう。
本当はもしかしたらただ困ってるだけかもしれない。
寂しかったり、残念なだけかもしれない。
その可能性を頭に置いておくと「ごめんね」は「そうだよね。ありがとう」に変化する。
<不登校のお子さんの将来が不安なお母さんへ>
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