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子供を「受け入れる」と「甘やかし」の違いって?
こんばんは。
サボテンを枯らすほどの園芸オンチ
コミュニケーション専門家/MIKUです。
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今日は、悩めるお母さんからいただいた質問について!
「受け入れると甘やかしの違いって?」
例えば、子どもに「これ買って欲しい」と言われたとき。
受け入れてあげた方がいいのか?
それは甘やかしてることになるのか?
どっち〜!?
というものですね。
まず、ここで大事なポイントを2つ。
1.「欲しい」「こうしたい」の裏を共有しあう
2. 最終的に、叶えるか断るかは問題じゃない
子供からの要望って、ライトなものからヘビーなものまでいろいろ。
例えば「今日の夕飯はこれ作って」から、「このゲーム欲しいんだけど。」もあるだろうし、「整形したい」「脱毛したい」「歯科矯正したい」などなど。
私がもし、息子に何か要望を言われたら?
開口一番、こう答えます。
「もう少し詳しく教えて?それから考えてみてもいい?」
何を詳しく聞くかというと。
まず最初に、物やよく知らないことであれば「それってどんなもの?」
例えばどういう内容のゲームなのか。
脱毛や整形にしたっていろいろあるはず。
「ゲーム」や「整形」などの括りで決めつけない。
子供が見てる世界、気になってることに興味を持ってみます。
そして次に、
「どういうきっかけで欲しく(そうしたく)なったのか?」
ここで大抵、子どもの意図が出てきます。
単に「面白そう」もあれば
「友達が持ってて、一緒にやりたい」
「友達に二重の方が可愛いって言われた」
とか。
そうすると、
「その先に、子供が何を大事にしたいと思っているか?」
が分かるんですね。
例えば
友達との繋がりを大事にしたい、とか。
仲間でありたい。
楽しさを共有したい。
認められたい。
達成感や成長を味わいたい。
欲しい物、やりたいことって「その子が大事にしたいこと」を満たすための手段なんです。
だから、
欲しくなったりそうしたくなった先に、何を見てるのか?
を教えてもらうわけです。
そして最後に。
叶えるか?断るか?
そこは…実はどちらでも大丈夫!
「あなたが何を大事にしたいと思っているか、ちゃんと受け取ったよ」
の部分が親から子に伝われば、断っても叶えてあげても関係性は壊れません。
例えば断るならこんなふうに。
「そっか、友達と一緒にもっと楽しみたいし、仲間になりたいんだね。お母さんもそれを応援してあげたいけど、今月は金銭的に難しいんだ。」
「そっか、二重になったら可愛くなれそうだし、挑戦してみたいって気持ちがあるんだね。ただリスクもあるだろうから、お母さんも不安なんだ。病院で話を聞いてみてから考えてもいい?」
もし叶えてあげるならこんな感じ。
「それ、確かに面白そうだね。友達との繋がりも大事にできそうだし、お母さんもそれを手伝いたいな。やってみようか。」
もちろん断った場合、子供はがっかりはすると思いますが…
ちゃんと子どもの目的や意図を受け取った上で、お母さんの気持ちも伝えれば大丈夫。
つまり、この
”「なにを大事にしたいのか?」をしっかり共有してもらう過程”
を意識すれば、
あとはお母さん自身が応援したいかどうか?で決めて大丈夫です。
ということで…
叶えるか断るか?
受け入れか甘やかしか?
そもそもそこを考える必要はないってことですね。
参考にしてみてください!
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ーまとめると
子供から何か要望があった時。
受け入れるか甘やかすか?で考えるのではなく
どうしてそうしたいのか?
その先に何を大事にしたいのか?
そこをシェアする過程の方を大事にしてみてくださいね。
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