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子どもが自ら喜んで行動したくなる伝え方
発酵生姜を愛用中のコミュニケーション専門家、MIKUです。
煮沸した瓶にすりおろしや刻んだ生姜を詰め、空気に触れないようラップし、2週間冷蔵します。(一切開けないように!)
すると皮に含まれる乳酸菌で生姜の発酵が進み、辛味が和らいだ瓶詰めの完成。すりおろし生姜と同じように薬味や炒め物に使用できますよー!
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日常で活かせるNVC
特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。
そんな身近なNVCを今日はご紹介。
「ルールよりも効果的な伝え方」
今日は、よくあるルールのお話。
子供は大人が「ルールだから」と決めたものを守るけれど、実はそれをもっと喜んで守ってもらう方法があります。
例えば学校で、「職員室の扉を開ける時はノックしてね」というルールってありますよね。
あれもただ単に「ルールだから」「マナーだから」と子どもに伝えるのではなく、こんなふうに伝えたらどうでしょう。
「もし扉が開いても、先生気づかないことがあるんだ。でも本当はちゃんと君がきてくれたことに気づきたいから、先にノックして「先生開けるよ!ここにいるよー!」って教えてもらえたら嬉しいんだ。どうかな、できそう?」
こんなふうに先生に言われたら「ルールだからね」って言われるよりもずっと嬉しいし、「先生は僕に気づきたいんだな。もちろん僕も気づいて欲しいし、ノックして知らせよう!」って思いますよね。
それってつまり「決まりだからやる」のではなく、「本人の喜び」からその行動をすることができるんです。
NVCではこんなふうに「こちらにはこんな”大事にしたいこと”があって、それに協力してもらえたら嬉しいな」って伝えます。
”大事にしたいこと”、つまりニーズを伝えるんですね。
そうやって大人が言えたら、子どもとの関係性もすごく変化します。
そしてそれって実は、親子関係も同じ。
こうして欲しい。
決まりだから。
ルールだから。
マナーだから。
そう言う前にもっと大事なことを伝えて、喜んで取り組む関係性を意識できると良いですよね。
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まとめると…
「ルールだからやる」よりも「喜びから行う」方が、子供も大人も気持ちよく暮らしていくことができます。
まずは「それをしてもらうことでこちらのどんなニーズ(大事にしたいこと)が満たせるのか?」
そこをお母さんが言葉にしてみるところから試してみてくださいね。
<不登校のお子さんの将来が不安なお母さんへ>
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