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”察する”で人間関係がこじれてしまう
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日常で活かせるNVC
特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。
そんな身近なNVCを今日はご紹介。
「NVCの最大の敵とは?」
最近、私のメルマガを読んでくださっているお母さんから、こんなお声をいただくことが増えました。
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これまで色々な心理学を学んできました。
でもなかなか解決できなくて、NVCに興味を持ったんです。
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実は私は、NVC以外の心理学を一切学んだことがないのですが、面白いのは、「NVCなら全ての心理学を網羅できて、かつ根本解決が叶う」ということ。
NVCは、故マーシャルローゼンバーグ博士が世の中の全ての心理学や宗教観、人権問題などを研究し、それぞれのエッセンスを抽出して、人類の最終的なコミュニケーションの在り方として体系作ったもの。
なので、このNVCだけで全て解決できると言っても過言ではないのです!
ですがそんなNVCにも、最大にして唯一の敵がいるそうです。
それは…
「時間がないこと」
現代人はとても忙しいです。ゆえに、日々効率化が求められています。
こんな言葉をご存知でしょうか。
「物事は効率化してもいいけど、コミュニケーションだけは効率化してはいけない。」
なぜなら。
コミュニケーションに効率化を求めると、人間関係が崩壊していくからです。
「言わなくてもそれくらい察してよ」
「あえて言わなくても良いだろう」
「きっとそうだと思ったから」
こんなふうにコミュニケーションに効率性を求めると、だいたい後からこじれます。
あとは子供に言いがちな
「早くしなさい!」
「手伝ってよ!」
なんかもそう。
本当は
「お母さん、疲れてるから早くお風呂に入りたいんだけど、あなたが入らないと最後の掃除ができないの。だから早く入ってほしい」
だったり、
「お母さん、一人で全部やると味方がいない気がして苦しいんだよ。キャパオーバーだから助けて欲しいんだよ、だから手伝って」
なのに、つい言葉を端折って言っちゃうわけです。
伝えたり聞く時間が取れず、コミュニケーションを簡略化していく私たち。
じゃあ「時間のなさ」を一体、どうすればいいのか?
実は時間には、外的時間と内的時間という2つが存在しているそうです。
外的時間とは、物質的な時間。
1時間、1分など私たちの外側を流れる時間。
時計で計ることができ、世界中の人びとが共有できます。
逆に内的時間とは、私たちの内側にある時間。
楽しい時間はあっという間に過ぎたりしますよね。
外に取り出して測定することができないのが、内的時間なんです。
その二つの時間を混同せず、内的時間を意識すること。
コミュニケーションや人間関係を外的時間で考えないこと。
察するのではなく、できるだけ丁寧に自分にも相手にも伝える。
そうすることでコミュニケーションの簡略化を防ぐことができます。
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