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コミュニケーションがこじれるとき。
水族館に行きたいコミュニケーション専門家、MIKUです。
ヨルシカさんのMVを見てたら無性に水族館に行きたくなったので、来月行こうと思います。
動物園や水族館って大人になっても楽しいですよね…
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日常で活かせるNVC
特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。
そんな身近なNVCを今日はご紹介。
「ジャッジに気をつけて!」
先日ですね、息子からこんなことを頼まれました。
「軽音部のLIVEの小道具で花瓶を使いたいんだけど、うちにある?」
ちょうど我が家には、某中国サイトで買った格安の花瓶が。
私からは「これどうぞー」と伝えたんですが、息子はちょっと悩んでいる様子。
というのも、息子の通学は満員電車。
しかも1時間以上かかります。
どうやら、途中で花瓶を割らないか心配なようでした。
そして少し考えてからこんなふうに聞いてきました。
「この花瓶、いくらだったの?」
そこで私。「900円だったよ」
息子。「じゃあ大丈夫か!」
さて。昔の私ならここで、こんなふうに思ってました。
「え!?もしかして900円なら最悪割ってもいいかって思ってる?」
「900円を安いと感じるようになった!?これままずいのでは。ちゃんとお金の大事さを伝えるべきか?」
…ですが、NVCを実践している私は頭の中に、2つの選択肢が出てきました。
1. 息子に確認する
「お母さん、ちょっと今ドキドキしてるんだけど、900円って安いって感じる?割らないようにしてもらえたら安心なんだけど…どう思った?」と聞いてみるパターン。
この場合は私の感情やニーズも加えつつ、確認します。
2. 息子のニーズを観察する
息子の「じゃあ大丈夫か!」はどんなニーズから出てきたのか、観察するパターン。
私は今回、2を選択。何も言わず、そのまま様子を観察。
すると息子。
何やら花瓶を緩衝材に包んで、箱に丁寧にしまい始めました。
そして「これで当たっても割れないよね?」と一言。
どうやら息子の「じゃあ大丈夫か!」は
高かったら持っていけないから自分で探して買わないといけない
↓
だけど値段を聞いて少しだけプレッシャーがなくなり、気楽さが生まれた
という「安心」「気楽さ」「挑戦」のニーズから出てきた言葉であって、
決して「なら大丈夫じゃん。割っても平気っしょ」という気持ちは微塵もなかったのが伝わってきました。
(実際に本人に確認しましたが、上記の通りでした。よかったー)
私がもし最初に
・もしかして最悪割ってもいいかって思った?
・900円を安いと感じるようになった?
というジャッジをしてたら…
きっと上からものを言っていたし、全く違う展開になっていたはず。
コミュニケーションがこじれる時って大抵、相手の様子に対してこちらがジャッジをしてたり、自分のモヤモヤを自覚せずに相手に責任を負わせようとするところから始まります。
ただもちろん、今回のように会話の最中に一瞬留まることは容易ではないですよね。(偉そうな私も、まだまだトライアンドエラーです)
なのでもし会話がこじれたら…
最初のうちはまず、「なんで会話がこじれたのか?」「ジャッジしてなかったか?」を振り返ってみてくださいね。
意外と、こちらに決めつけがあったことに気付けますよ!
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<不登校のお子さんの将来が不安なお母さんへ>
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