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他者と自分を比べてしまう時は、こうしてみて。
ほうじ茶が好きなコミュニケーション専門家、MIKUです。
番茶や緑茶より、ほうじ茶の方が飲みやすいなあって思っているのですが…あなたどのお茶が好きですか?
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日常で活かせるNVC
特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。
そんな身近なNVCを今日はご紹介。
「人と比べちゃうとき」
茨城県内の県立学校や一部の公立の小中学校で、2024年4月からこんな取り組みを始めるそうです。
児童・生徒が平日に学校を休み、家庭や地域で体験活動をする日を選べる「ラーケーション(校外学習活動の日)」
学校の外に目を向け、行動力や探究心が引き出されるような機会にするのが狙いです。
日本でも少しずつ学校が変わり始めているのかなあと思うのですが、確か海外では、小中学校でのテストや評価制度をなくしたところもあるんですよね。(どこの国だったかは忘れましたが、確か北欧の方)
これは「他者と自分を比べることを減らす」目的なんだそうです。
ですが実際はテストなどがなくなっても、子どもは人と自分を比べたりするんですよね。
例えば
「Aちゃんの髪、まっすぐでいいなあ。私は癖っ毛でうねってやだな…」
「Bくんて、人前でも堂々と話せていいな。私は顔が赤くなって声が震えちゃう。なんでだろう…」
(これは私が実際、子供の時に思っていたことたち)
そんなふうに比較して落ち込むことって、尽きないわけです。
(大人の私たちもそうですよね!)
そういうとき。
「そんなことないよ、あなたは今のままでも十分!」
「あなたにも良さはあるじゃない!」
とか言ってしまうと、肯定どころか否定することになりかねないわけです。
本人は「今のままではなくて、〇〇でありたい」と願っているわけですから。
そういうとき、NVCではこう伝えてみます。
子どもが「Aちゃんの髪、まっすぐでいいなあ。私は癖っ毛でうねってやだな…」と言うなら。
それって、「美しさ」を大事にしたいのかな?
そのためには、まっすぐな髪だと「綺麗だなあ」って感じるんだね。
そうだよねえ、羨ましいよねえ。
子どもが「Bくんて、人前でも堂々と話せていいな。私は顔が赤くなって声が震えちゃう。なんでだろう…」と言うなら。
それはもしかしたら、「自己表現」を大事にしたいのかな?
人前で堂々と話せてたら、自己表現の手段としてかっこいいし、憧れるよね。
そして、「じゃあそれらを大事にするために、一緒に何かやってみようか?」なんて提案もできると思います。
ヘアアイロンを一緒に試したっていいし、喋る練習をお家でしてもいいですよね。
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「子供の言葉には、どんな感情やニーズが隠れているんだろう?」
そういう視点を持って接することもまたNVCであり、関係性を良くするコミュニケーションの形なのです。
<不登校のお子さんの将来が不安なお母さんへ>
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