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│大学院進学│教育訓練給付金をもらうために必要なジョブ・カード&キャリア面談

4月からの社会人大学院進学に向けて、専門実践教育訓練給付金をもらえるように準備をしています。

現在は家族の海外駐在に帯同中の身分なので、そもそも自分はもらえる対象なのか?ということを確認した記事はこちら。

教育訓練給付金の申請には、下記書類が必要です。

  1. 教育訓練給付金の受給資格確認票(前回窓口で作成済)

  2. ジョブ・カード(発行から1年以内のもの)

  3. マイナンバーカードやキャッシュカードなど事前には準備不要のもの

今回は、2. ジョブ・カード についてです。


ジョブ・カードを手に入れる方法

有効なジョブ・カードを発行してもらうには、以下の流れでした。

  1. ハローワークで教育訓練給付金をもらいたい旨を伝えて対象かどうかの確認をしたあと、面談ブースでキャリアコンサルティングについての説明を受け、ジョブ・カード活用ガイドを受け取る(15分程度)

  2. 電話(かホームページ)でキャリア面談の予約を取る。

  3. 面談までに4枚のジョブ・カードを用意する

  4. キャリア面談をする(1時間〜1時間半程度)

  5. 面談後、受け取る

1. 説明を受ける

ハローワークの窓口で受給資格の確認をしてもらったあと、隣接する面談ブースに案内され、キャリアコンサルタントからキャリアコンサルティングについての説明を受け、ジョブ・カード活用ガイドを受け取りました。面談までに用意するものや持ち物を聞きました。

2. 面談の予約をする

私が住民票を置いている自治体では、面談場所はハローワークでした。説明を受けたブースと同じところで同じ相手(もしくは他のキャリアコンサルタント)と面談することになるにも関わらず、その場では空き状況の確認や予約ができず、電話かホームページから予約する必要がありました。

【ホームページ】
このホームページから予約ができます。最短だと1週間後からの予約になり、混んでいる印象を持っていました。なお、空き状況を確認するためだけにも、流れで会員登録することになります。会員登録削除については明記されていないのでメールで問い合わせ中です。

【電話】
教育訓練給付金対象講座の情報(私の場合は、大学院名、研究科名、開始日)を伝え、現住所から最寄りのハローワークの場所の確認、空き状況の確認をしました。年度末は混雑していて直近の日にちは予約が取れないと聞きましたが、結構余裕があり、最短だとその日の午後も空いてました

3. ジョブ・カードを記入

面談までに4枚のジョブ・カードを記入して持って行く必要があります。

ジョブ・カード活用ガイドに挟みこみのシートを利用する場合、ボールペンではなく鉛筆で記入する必要があるそうです。シートは下記サイトからダウンロードができます。パソコンで入力して用意する場合は印刷して持参するよう指示されました。

ジョブカードは私の場合、4枚必要でした。

  1. 様式1-1 「キャリア・プランシート」…自分の興味関心や強み弱み、将来のキャリアビジョンなど

  2. 様式2 「職務経歴シート」

  3. 様式3-1 「職業能力証明(免許・資格)シート」 

  4. 様式3-2 「職業能力証明(学習歴・訓練歴)シート」(高校から)

これまでに履歴書や職務経歴書を書いたことがあるので、すぐに書けました。各資格の説明や、高校時代の学びについて記入する必要があるのが、ホームページから内容を確認したり、昔のことを思い出したりと少し大変でした。

4. キャリア面談をする

説明の時に、持ち物は「記入/印刷したジョブ・カードのみ」と聞いていました。下記サイトには「印鑑・筆記用具」が必要とあります。

実際に面談し、印鑑は不要でした。個人情報の取り扱いに同意したり、アンケートを書いたりするので、筆記用具があると便利ですが、もちろん貸してくれます。

当日は、記入したジョブ・カードを見ながら45分間の面談。私のハチャメチャな(現在、南アフリカにいる時点でも普通ではない)キャリアを初見で確認しながら進めていくのは、大変だろうなと、キャリアコンサルタントの気持ちになってしまいました。

その後、15分間でキャリアコンサルタントが面談の総評(この人物は教育訓練を受けてキャリアにつなげる素質ある、みたいな)を書いてくれます。これが入ってようやく、提出できるジョブ・カードの完成です。

教育訓練給付金の申請

面談終了後は、完成したジョブ・カードと、前回窓口で作成してもらった教育訓練給付金の受給資格確認票を持って直接窓口へ。

本人確認のためのマイナンバーカードを提示し、書類の確認です。

※私は、以前失業保険の給付金を申請した際に、個人番号と銀行口座を登録済みだったので、今回は不要でした。

これで、なんとか受講開始2週間前まで(一部サイトでは1ヶ月前まで)に申請が必要な教育訓練給付金の【受講前の】手続きを終えることができました!ひと安心!

驚! まだハローワークに行く必要があった!

最後に「教育訓練給付金受給資格者証が発行されたら連絡するので、そしたら取りに来てください」と言われました。

まだハローワークに行く必要があるなんて!!

どのくらいかかるのか尋ねたところ「1週間〜10日程度」とのこと。

でもこれがないと、大学院開始後の申請*が進められません。なので、連絡が来たら取りに行ってきます。

*受講開始後には、6ヵ月ごとに申請が必要です。必要なものは下記です。窓口に行かなくても電子申請に対応しているようです。でも受給資格者証の郵送が必要なので、日本にいる家族の協力が必要そうです。

① 教育訓練給付金(第101条の2の7第4号関係)支給申請書(様式第33号の2の5)
② 教育訓練給付金受給資格者証(※)または教育訓練受給資格通知 ※ 電子申請の場合も郵送提出が必要です。
③ 受講証明書(専門実践教育訓練を修了した場合にあっては、教育訓練修了証明書)
④ 教育訓練実施者が発行する教育訓練経費に係る領収書
⑤ 教育訓練経費等確認書
⑥ マイナンバーカード(電子申請・郵送申請・代理人による申請の場合は不要)
⑦ 専門実践教育訓練給付最終受給時報告
⑧ 返還金明細書
⑨ 委任状(代理人による手続きの場合)

支給申請の際にハローワークに提出する書類
(受講中および訓練修了後)

時系列まとめ

12月 大学院の出願・試験・合格
1月 大学院の入学手続き
2月 ハローワーク①受給資格の延長手続き
   ハローワーク②キャリア面談、給付金の申請
3月 ハローワーク③教育訓練給付金受給資格者証の受け取り(予定)
4月 大学院スタート(予定)
10月 6ヵ月ごとの支給申請①(予定)

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