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生まれてきてくれてありがとう【HBD Jin】

12月4日。
ついにやってきたね。
この日は今まで私にとってただ過ぎ去るだけのいつもと変わらない何も無い日でした、ジンさんに出会うまでは。
バンタンに出会った去年もジンさんのセンイルをお祝いしたけど、去年より大きく膨れ上がった何かでこの日が近づくにつれてぺちゃんこに潰れそう、そんな感じで待ち望んでました(?)
正直上手く言葉にできるか言葉を選べるか分からないし、この気持ちを文字に起こすことに意味があるのかないのか、それぞれが描く"BTSのJIN"のイメージがあるとして、私の中のジンさんとこれを読んでくれる人の中のジンさんが違ったとして嫌な思いをさせたら申し訳ないなぁとか、なんだこの拗らせクソ重オタクって思われるだろうなぁとか。
胸焼け注意なので無理って人は素早くページを閉じてくださいね。


私にとってのBTS Jin

ジンさんの第一印象は愉快なお兄さん。
公式の映像やアミお手製の紹介を見ても愉快で自他ともに認めるWWH。
ボーカルラインに属する彼は長男だけどパフォーマンス面ではパートがあまり多くないし、表立って目立たない人。
ただグループの支柱的存在で、リーダーのナムさんとはまた違う面で彼なりの役割を真っ当してらっしゃるといった感じ。
場を明るくするのが得意なムードメーカー、面白い人。
本当にそれくらいの印象でした。
ただ、花様年華辺りの画像とかを見てるとふとした瞬間の表情やふわっと浮かべる笑みがとても綺麗でそして儚くて、なんだかとても切ない。
調べていくうちにジンさんは普通の大学生だったけどバス停でスカウトされてそこからアイドルの世界へと飛び込んだことを知った。
その頃にはもうラップラインは揃ってたし、ジョングクも入ってきてみんな作詞作曲だったりダンスだったりそれぞれ得意とする武器を備えた中でジンさんはそんな才能あふれる年下の子達の中でゼロから音楽を始めた人。
バンタンにハマってすぐスカパー契約してアメリカンハッスルライフというデビュー後にロサンゼルスで過酷なHIPHOP武者修行をするという番組を見た。
現在の彼からは想像出来ないくらい物静かで自信なさげなジンさんの姿がそこにはあって、最初のゲームのところで意見の食い違いでチームメイトからぬいぐるみで叩かれてもキュッと唇を結んで我慢する姿やダンスバトルゲームの時の雰囲気は耐えられないくらい痛々しかった。
その姿を見て今のジンさんは本当にひたすら努力して必死に食らいついてきたからこそ在るんだなと思うと、想像もつかないくらいに果てしない彼の根性と曲がらない誠実さとその頑張りの裏側を重く捉えさせない言葉をチョイスする謙虚さに、彼の人柄が見えてしまってもっと知りたいと思ってしまった。

(なんやこの変貌っぷり…)


バンタンの長男

長男らしくない長男。
ジンさんはそんなお兄さん。
マンネのジョングクと並んでてもずっと蹴り合ったり力比べをして遊んでるし、そのはしゃぎっぷりはとても5歳の差があるとは思えないくらい、本当に長男らしくない。
弟達に絡みにいく姿なんかは本当に長男?と思うくらい甘えたで末っ子みたい。
ジンさんはお家ではマンネと知ってから、マンネ気質なところが出るのかなと勝手に思っていた。
そんなジンさんが長男なんだなと思ったのはボンボヤージュ1の列車のシーン。
カバンを置き忘れたテテちゃんに全員でドッキリを仕掛けて雰囲気が険悪になる中、逆ドッキリで演技だけど不機嫌な態度を取ったテテに対して顔を赤く染めてジンさんが叱った。
第三者として見てる私にはどこまでが演技でどこまでがガチなのか分からないし今思い出しても見返しても心臓に良くないシーンだけど、間違っていることを良くないことを愛を持って叱りつけるジンさんを見れて、人のために怒れる人なんだと知れたことが嬉しかった。
🌳でユンギさんの話を真剣に聞いて向き合ってる時も、体調が悪いホビちゃんにそっとRJを渡したり、🌳2で休息のスタイルが異なるナムさんに対して僕と混ぜた方がいいと言ったり、殺人予告が来た時にジミンちゃんと服をお揃いにしたり
、ホームシックになったジョングクを自分の実家に連れて行ってあげたりも、長男がジンさんでよかったと思える瞬間に出会う度に私はまたジンさんが大好きで仕方なくなる。



私の目に映るキムソクジン

職場のアミの先輩にジンペンになったことを報告すると、すごく意外と言われた。
先輩はジンさんのことを「1番分からない人」と言った。
当時私は長年バンタンのファンである先輩が何故そんな風に言うのか分からなかった。
しかしジンさんのことを知れば知るほどその「1番分からない人」の意味を理解するようになった。
一見愉快で明るい人。
投げキスにウインク、「ARMYの薬指は僕のもの」なんて全世界の男性が一気にじゃがいもになるんじゃないかというくらい恐ろしい殺し文句をぶちまけたかと思えば、結婚してと言うARMYに対して「ありえない話はやめてください」とぶった斬りをかましたりと岩塩を投げつけてくるジンさん。
このやり取りを見た時にめちゃくちゃ突き放すやーんと拍子抜けしてしまった。
ある程度の距離を取って踏み込ませない、そんな人。
すごく冷静な目で物事を観察して上手にコントロールできる人。
最初の頃、ARMY愛してると言いながらも線引きをしっかりしているジンさんは意外と冷めた人なのかなと思って勝手に少しばかり寂しさを感じてしまった。

そんなイメージを払拭したのも私がどっぷりとバンタンにハマって抜け出せなくなるきっかけをくれたBREAK THE SILENCEだった。

・JINとしては暗い姿を見せたくない
・キムソクジンとJINを分離するタイプ
・落ち込んだ姿や暗い姿を絶対に見せてはいけない
・こんなジンを見たら私も幸せになる、
だとしたら僕も幸せで嬉しいです

映画の中でジンさんはそう語った。
ナムさんが自分達に悲しいことがあるとファンもその悲しみを同じように共有してくれると話したのを聞いて、絶対にファンの前で悲しむ姿を見せちゃダメだと。
ボンボヤージュ2のハワイでジンさんは自分が幸せであることが重要だと言った。
自分自身を幸せにするために相手を笑わせてそれで自分も満足する、つまり相手を利用するという言い方をした。
でも正直私は随分とまわりくどいような大変で複雑な工程に感じられて、相手のことも巻き込んで幸せな方向に持っていけるジンさんの頭のキレと柔軟さ、そして上手く言葉に表せない不器用さがどうしようもなく愛おしい。
ファンだから愛し過ぎてしまったから故に良い部分も悪い部分も喜びも悲しみも全部分けて欲しいと勝手ながら願ってしまうけれど、ネガティブな部分を上手く隠してしまうのはジンさんなりの愛情表現だと思うことにした。
ジンさんの全てを知ることはできないけど、でも明るく素敵な姿を見せてくれるジンさんの前では私もそう在りたい。
ジンさんが暗い部分を隠すことによって守ってくれるように、私もジンさんに対してそういう形で守れるようになりたい。
見ようとしても見えない月の裏側は傷だらけかもしれないけど、その傷を忘れてしまうほどのでっかい愛で応えたい。
ジンさんがこうあるべきだとひたむきに努力して作り上げてきたJINを愛してやまないし、時折見せてくれるキムソクジンの不器用な部分も完璧じゃないところもジンさんにバレないようにこっそりと愛したい。
ジンさんがBTSのJINとして、キムソクジンとして生きてきてよかったと思えるようにジンさんがジンさん自身を今よりもっと認めてさらに愛せるように、私は自分の人生の一部をジンさんにあげたい。
ただここに綴った言葉も、私の心の内も、ジンさんは一生知らなくていい、知らないままでただ無償の愛だけを感じて食べて過ごしていて欲しい。
全てを伝えることが正解ではない。
隠すことで守れるものもある。
私はバンタンに出会って、ジンさんを知って色んな愛の形を教えてもらった。
縛り付けるようなものではなく、背中を押せるような、そんな愛をあげたい。
ジンさんが幸せならそれでいい。


僕たちがどんな形ででもサポートするから
自分が幸せになれる方法を見つけてほしいです

ジンさん
私もARMYも同じこと考えてるって気付いてますか?
私はあなたに出会えて、少し肩の荷を降ろして前より楽しく生きることができてるんです。
出来なかったことより出来たこと頑張れたことを認めればいいって、ジンさんがそういう自己愛を教えてくれたから前より自分のことを認められるようになれたんです。
私のラブマイセルフがほんの少しでもいいからジンさんのラブマイセルフにも繋がったらいいな。
私、ジンさんのことが大好きな自分は好きです。
今まで生きてきてこんな風に思える時が来るとは思ってなかった。
ジンさんのおかげです、ありがとう。
ジンさんがくれたMoonに自分なりにお返事してみました。
これからも月と地球でやっていきましょう。
生まれてきてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
これからも影ながらあなたを愛していきます。

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