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暴走自転車父ちゃん。

おまえ 100キロくらい出てんじゃないかーー!?!
ひゃっほーっ!!

前から自転車に乗り猛スピードで坂を下る おじさん!
その後ろを 全っ然っ追いつけないっ!っと笑いながら追っかける男の子!
追いつかないのかーー笑い声のおじさん
くそーっ!全力疾走少年

はっきり言って 暴走!
あっぶねーなー!より
なに?すっごく楽しそう!
三連休あけの重い登校日の午前中。学校休んでるんだな。
瞬時に感じたけど

兎に角楽しそうで 猛スピードも なんだかありな瞬間だった
お父さんと小3くらいの男の子
ふたりともすっごく楽しそうだから
なんか いいね。 って笑顔で呟いてしまった。

昨晩 チ。を観て 色々考え出したら止まらなくなっている
漫画の話だから と言えばまぁ そうなんだけど…
何を信じるか?までを 何故他人に決められ
それに反したら 拷問
そこまでして 自分の正しさを 押し付けるのは一体何なんだろう そこには認めたくない恐怖があるのかもしれない。

最近お気に入りの本で
チャクラについて書かれていた
大抵の不調は チャクラの乱れ

代々受け継がれたチャクラの乱れ
あなたがそうならば あなたの親も同じように乱れている。

相手の正しい も 柔軟に 自然に受け入れられるようになれば そんなに世の中は乱れないのだろう

息子の道徳の授業で 骨髄バンクの話をしていた

家族が決意した場合 勧めるか?勧めないか?
勧めるが多かったらしい
息子は 勧めないを選んでいた 
みんな 本当はそう思っていないくせにっと息子が言っていて 少し意外だけど うきうきした
先生も どちらを選んだっていいんだ と

勧めない男の子に発表してもらっていた
運良く移植相手に会えたからいいけど 会えもしない相手になんでしなきゃいけないのか?成功だってするかわからない 知らない誰かになんの為?お金だって貰えない。
堂々と 見返り求める宣言に 私の心は うきうきした
これが 本心 
授業後 先生もその子に抱きついて いいぞー良かった!と褒めていた
本心を認めてもらえるってすごい世の中だ

日本は昔から 包む。文化がある
心も自然と包むのだろう 美徳というか なんというか
品は感じるけれど なんともじれったい雰囲気もある

上手く包めればいいけれど
上手くない場合は 薄っぺらい印象を持つ。

で 先程の親子
帰り道の公園で見かけた 
水筒と多分おにぎりで ふたりでお昼を食べていた
明日から学校行ってみようかな?なんて会話が聞こえそうな雰囲気だった

この子には 家族という居場所があるのだろう
暴走父ちゃんがなんとも魅力的にみえた
彼の心は 太く大きく成長したのかもしれない

私も 家族を信頼しているのだろうか?
心配という言葉で誤魔化していないだろうか?
なんなら 自分の諦めた希望を すり替えて 
子供に期待という重荷を与えていないだろうか?
子への期待は 子と方向性が違うのではないか?
人の心も物も 壊さないように両手で持ちたい
大事なのは 両手でしっかりと持ち 置くまでは目を離さないこと。もちろん 自分の心も。
死ぬまでは 自分の人生 自分が主役だということは 忘れないでいたい。










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