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シン・ガンダム(GundamGQuuuuuuXネタバレ有り)
ガンダムらしさってなんだろう。
戦争?ニュータイプ?サイコミュ?
今やガンダムにハマった、好きな世代と言えば上は50代半ば、下は30代というなんとも扱いにくい作品となった。それでもこのネームバリューは未だに覇権をもち、ボクの好きなターンA、水星の魔女でさえ、内容をみればガンダムである必要はなく、きっと違う何かであっても面白さは変わらない(黒歴史含む)
それでも、ガンダムという名前がついているから売れて、本来観ない層が食い付く。そんな昨今のガンダムにどこか嫌気を覚えていて、それ以上にそのネームバリューに食い付いてしまう自分自身を客観的に軽蔑していた。
はいはい。ガンダムね。パロディいれとけばおじさんは喜ぶと思ってるでしょう?
そう、喜ぶんですけどね。
GundamGQuuuuuuXもそんな気持ちで人気がでているとしりつつも懐疑的だった。
いつもと違うのは、ん、やたらネタバレに配慮するな今回のガンオタども、、、。だった。
民度どうのこうのではなく、やはり、いまだにガンダムがつくもので自身に刺さるものがあると騒がずには居られない。そんな可愛いおじさんの正体がガンオタなのだ。そのおじさんたちがみんなお行儀よく配慮するのだ。(多少例外はあれど)
本来、どうせ家でも観れるようになるのでスルーしようかと思っていたのに、気になる気になる。
作品そっちのけで気になる。
観に行くしかない。
鑑賞後、答え合わせに納得がいく。
これは、、、パロディとか、そんな使い古された演出を超えてきた。40年も前の音源だぞ!?いや、ありえるか、ゴジラでさえやってのけた人たちだった、、、
圧倒的にネタバレを避けていたおじさん世代が120%嬉しくなってしまう。そしてこれを他のおじさんにもぜひ味わってほしい。そんな純粋なガンダム愛に包まれたおじさんたちのおじさんたちへの配慮、それが答えだった。
人はいつか分かりあえる。アムロとララァが時空の間で交わしたように、ぼくたちおじさんは、分かりあえていたのかもしれない。
作品の満足を超えて、今ボクは、それを飛び越えた何かを感じた。間違えない、あれは、キラキラだ!
ガンダムらしさとは、愛を受け継ぎ、愛を伝えていくことなのではないのだろうか。
おじさん同士が。
気色悪い。