夕暮れ時に光がある
変わることのない真実を語り続けるゼカリヤ。
バビロン捕囚から帰ってきた民は、生活が変わらないことに不満を募らせていた。
この時代の様子は、現代の日本や世界の状況と似ているところがあるかもしれない。
核兵器問題、難民問題、感染症問題。経済も混乱し、異常気象の中にある状態。
クリスチャンである私達も生活に不安を覚えることがあるのではないだろうか。
仕事とのこと、家庭のこと。
しかしゼカリヤ書は、困難の中にあっても賛美をして、神に喜ばれるように生きることを教えている。
神の臨在のあるところは、光がある。
日々の生活というだけではなく、ひとりひとりの人生の中にも言えること。
自分の人生の終わりと始まりは決めることができない。
その中にあっても主の光を見ることが出来る。
赤ちゃんを見ているだけで輝きを感じる。年を召した方を見ても輝きを感じること。
社会は何かが出来る、出来ないで評価をするかもしれないが、私達は一人の人としての素晴らしい存在であり、神がともにおられる時、輝く存在となる。
人生の夕暮れ時に光がある。
そこに神がともに居てくださることを覚えて生きていきたい。