主が与えるおきてと定め
これは、あなたがたの神、主が、あなたがたに教えよと命じられた命令――おきてと定め――である。あなたがたが、渡って行って、所有しようとしている地で、行なうためである。
それは、あなたの一生の間、あなたも、そしてあなたの子も孫も、あなたの神、主を恐れて、私の命じるすべての主のおきてと命令を守るため、またあなたが長く生きることのできるためである。
(申命記6:1-2)
イスラエルの民との契約の再確認。
この契約を守ることは、主の道を守ることであり、
幸せに長く生き、子孫を反映させること。
聖書は契約を知恵と叡智、と読んでいる。(箴言)
神様の怒りとさばきから救われるしるしとして、
子羊の血が門柱と門に塗られた。
それを思い出すことがおきて。
しかし身につかないことは多い。
私をささえてください。そうすれば私は救われ、いつもあなたのおきてに目を留めることができましょう。(詩篇119:7)
神に依り頼むことの必要性。
愛の信頼関係によるものが、おきてである。
神のさばきは公儀と正義。
守らないものに対するさばきは、自然に含まれている。
おきてと定めは約束の地でも効力を持つ。
神に従うものに対する豊かな祝福。
イスラエルよ。聞いて、守り行ないなさい。そうすれば、あなたはしあわせになり、あなたの父祖の神、主があなたに告げられたように、あなたは乳と蜜の流れる国で大いにふえよう。
聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。
(申命記6:3-4)
神に祝福されているものであることを豊かに経験する。
「約束の地でも主は私達とともにいるのだから、よく聞きなさい」
というモーセの言葉。
心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。
私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。
これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。
これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。
これをあなたの家の門柱と門に書きしるしなさい。
(申命記6:5-9)
神は、契約の民が声を聞くように命じる。
恵と祝福を教えようとしている。
聞くことを強調している。
あなたがたは、私のことばを心とたましいに刻みつけ、それをしるしとして手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。(申命記11:18)
御言葉をよく心に留めなさい、ということが語られている。
しかし私達は中々留めることが難しい。
あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。(申命記6:7)
神に頼らなければ生きていけないと示されることが、聖霊のわざである。
イエスの十字架の贖いによって赦しを告げられたペテロ。
「愛します」と力強く言うことは出来なかったが、のちにキリストを述べ伝えた。
私達の姿勢はどうだろうか。
神に依り頼み、歩んでいこう。
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