見出し画像

イエローゴールドの結婚指輪について|魅力とデザインの紹介



結婚指輪と聞くと、シルバーに輝くプラチナのリングをイメージされる方も多いのではないでしょうか。

日本ではプラチナの人気が高いですが、最近ではカジュアルに身に着けたいという希望も多いことから、イエローゴールドの結婚指輪もひそかに人気を集めているんです。

「結婚指輪にイエローゴールドってどうなんだろう」
「そもそもイエローゴールドってどんな素材?」

と疑問に思われる方もいると思います。

そこで、今回はイエローゴールドの魅力やデザインについてお話しさせていただきたいと思います。



1.ゴールドについて


はじめに、ゴールドについてご説明させていただきます。
ゴールドというと、K18 / 18金という言葉を見聞きしたことがある方もいらっしゃると思います。

そもそもK18などの”18”とは一体何を差しているのでしょうか。


それは、その金製品にどれくらいの割合で金が含まれるのかを表しています。
割合は金を24分率で表した時の純度を示します。

K24:ゴールドが全体の100%
K18:ゴールドが全体の75%
K14:ゴールドが全体の58%
K10:ゴールドが全体の42%


それなら、「純度が高いK24がいいのでは?」と思うかもしれませんがK24で指輪を作ることはあまりおすすめしていません。

なぜなら、金属は実はとても柔らかく変形しやすいもので、純金のままでは強度が弱く、ジュエリーやアクセサリーの加工には適さないからです。

婚約指輪や結婚指輪はK18が使われていることがほとんどで、銀や銅など他の金属を混ぜ合わせ、長い期間の着用にも耐えられるようおつくりしています。

K18の場合、他の金属を混ぜ合わせて作っており、金以外の素材の種類・割合によってゴールドの色味は変化します。

銅の割合が多いとピンクゴールドに。パラジウムを混ぜるとホワイトゴールドになるのです。

他の地金についての詳細はこちらの記事もご参考ください。

プラチナについて
ピンクゴールドについて
ホワイトゴールドについて

2.イエローゴールドについて


イエローゴールドの特徴は大きく分けて2つあります。

・シーンに左右されない色であること
・イエローベースの日本人の肌によく馴染むこと


<シーンに左右されない色について>

「ゴールド」と聞くと派手な感じがしてしまったりゴージャスなイメージも持ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

イエローゴールドは、純金よりも控えめであることからカジュアルなファッションとの相性も良く、ジーンズなどのコーディネートにも合わせやすいお色です。


<イエローベースの日本人の肌に馴染むこと>

日本人の肌色は少し黄色みがかっているため、イエローゴールドは肌馴染みが良い色になります。黄色みが強い方には特に肌馴染みがよく、引き立たせてくれるお色です。

肌が白い方でもアクセントになり、とても華やかな印象にしてくれるため、イエローゴールドは比較的どんな肌色の方でも似合う色と言えます。

また、同じイエローゴールドでも表面のテクスチャーを「光沢」か「マット」にするかでも印象がかなり異なります。

艶々とした光沢のテクスチャーは指輪の存在感が感じられ、遠目からみてもキラッと輝き、手元を明るく魅せてくれます。


この結婚指輪のデザイン詳細はこちら

反対に、「煌びやかなデザインはちょっと苦手」「仕事柄であまりキラキラしているものは着けられない」といった方にはイエローゴールドのマットがおすすめです。


この結婚指輪のデザイン詳細はこちら

リング全体をマットの加工にすることで、光沢のキラキラ感が抑えられ、落ち着いた印象になります。
また、マットにすることで、より肌馴染みも良くなり、お仕事の関係であまり目立ったデザインがつけられない方でも安心してつけていただけると思います。

マットなゴールドの結婚指輪については、こちらの記事で詳しく紹介していますので併せてご参考ください。

落ち着きのあるつや消し加工を施したゴールド結婚指輪の紹介

3.イエローゴールドの結婚指輪のデザイン紹介


ここからは、実際にイエローゴールドの結婚指輪にはどんなデザインのリングがあるのか、私たちがお手伝いさせていただいたイエローゴールドのリングをご紹介させていただきます。

①錆(さび)のリング



金槌をあえて錆させ、リングに金槌を押しつけることで表情をつける、珍しいテクスチャーです。私たちがご用意しているテクスチャーの中でも、非常に人気の高い加工になります。

和紙を貼り付けたような質感と見た目のため、金属でありながらも柔らかい印象になります。

錆加工を施した結婚指輪のオーダー実績一覧はこちら

②ギメルリング



知恵の輪のような形のギメルリング。私たちがご用意しているサンプルリングの中でも人気のデザインの1つです。

華やかな輝きを持つイエローゴールドと、無色透明の輝きを誇るダイヤモンドの相性はとても良く、コントラストも美しいです。

また、ダイヤモンドの存在感をより一層魅せてくれるのもイエローゴールドの魅力です。

ギメルリングの結婚指輪のオーダー実績一覧はこちら

③サテン細のリング




格子状にテクスチャーをかけて表情を作る「サテン細」。格子状に線が入っていることから、サテンの布をかけてあげたような優しく柔らかい印象になります。

特にイエローゴールドでお仕立てするサテンの細は、肌馴染みも良く、光沢のようなキラキラ感が苦手な方でもつけやすいテクスチャーです。

サテン細の加工を施した結婚指輪のオーダー実績一覧はこちら

4.まとめ


今回は、イエローゴールドの結婚指輪についてご紹介させていただきました。
最後に内容のまとめを記載いたします。

・イエローゴールドの結婚指輪はひそかに人気を集めている色であること

・耐久性等考え、ゴールドに他の金属を混ぜて作っていること

・永く使い続ける婚約指輪や結婚指輪はK18がおすすめ

・イエローベースの日本人は肌馴染みが良い

・フォルムや加工の違いで様々な表情を魅せてくれる


鶴は、既製品ではなくオーダーメイドのジュエリーブランドであるため、他の色でお仕立てしているデザインのリングもイエローゴールドの色に変更することができます。

色味は、プラチナ・ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドの4色をご用意しており、全てK18でお仕立てさせていただいています。


鶴(mikoto)のオーダーメイドについて

加えて、100種類以上あるサンプルリングを参考にしていただきながら、2人の好みに合ったテクスチャーを指輪の表面に施すことも可能です。

知識豊富なプランナーが1人ひとりに寄り添い、おふたりの最高の思い出となるよう、素敵な指輪つくりのお手伝いをしたいと考えています。


■鶴のブランドについて

お見積りだけでももちろん歓迎です。
ぜひ、お気軽にご相談いただければと思います。




ご来店のご予約はこちらから。

オンラインのご予約はこちらから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?