有栖川夏葉が「担当」ではないけれど、「人間」として大好き、という話(続)
どうも皆さま。大変お久しぶりです。
有栖川です。
今回の怪文書は、夏葉の諸々に触れた結果、奇しくも地元にある有栖川の川底に尊び(たっと-)により泥へ変わり、沈殿した私が川底にて書き記すものであります。
ここ半年ほど仕事の部署移動や業務の大幅な変更があり、しばらくシャニマスをじっくりプレイする時間が工面できませんでしたが、最近ようやく時間ができたので久々に遊んでみました。
担当の浅倉透のSTEP、乱歩ももちろんプレイしましたし、何とか国道沿いもゲットできました。
それらはまた改めて語ろうと思いますが、本当に美しいシナリオでした。
街の小さな映画館で見るような、少し寂しいジュブナイル映画を見ているような、そういう爽快感をシャニマスで得られるとは……!!
(この辺りは後日改めて整理して書置きしたいなあと思います)
さて、本題は有栖川の川底に沈んだのですから、有栖川夏葉です。
何故元々人の形をしていたものが、川底に沈んで尊ぶほどになったのか。
それはひとえに「有栖川夏葉の強さと優しさ」です。
辛い心に染み渡る、有栖川夏葉の強さと優しさ。
「Cheer+」
実は新しい仕事が訪問系の仕事になりまして。
でっかい荷物をもって徒歩でお客さんの所に行ったり、中々理不尽なクレームもあったりして、なかなかしんどいところもあるんです。
そういう折に、例えば電車の中でなんとなーくシャニマスの夏葉のコミュなどを読むわけです。
例えばこの「cheer+」。
最初に手に入れた限定ということもあり、大変思い入れのあるカード。
「どんな話だったかなあ」と思い出すことも含めて読み返す。
※ここからネタバレ注意!!
「番組の企画で、夏葉がコーディネート対決をすることになる。
女子高生をコーディネートし、テーマは「好きな人に告白するときの服」
果たしてその結果は?そして、コーディネートした子の恋の行方は……?」
読んだ瞬間だった。記憶がブワーッと鮮明によみがえる。
Pを連れて下見をする、とても楽しそうな夏葉。
「自分に自信がない」という女子高生に「その人が好きな服を着れば自信がつくのか」と真摯に切り込んでいく夏葉。
(この後、相手のことを否定するわけでもなく、優しく諭す感じがまたたまらない。あまりにも人間が出来過ぎている。)
そしてその後の、この言葉。
はっきり言いますね。
電車の中で泣きました。嘘じゃありません。涙が頬を伝うのが分かりました。
この時、仕事で色々小さなミスをしていて、メンタルもボロボロになりかけていたのもあると思います。そういう時は涙腺も緩くものだろう、と。
その時は夏葉の言葉に甘えるように、小さく泣いていました。
その後、今回の記事のスクショを撮るためにもう一回読みなおしたんですが。
やっぱり泣きました。
ダメですこのシナリオは。
その後、夏葉のチームは無事対決に勝利。
商品として「ワインと秋の味覚セット」なるものが贈られました。オシャレだ。
コーディネートした女の子からビデオメッセージが届きます。
その子は自信を持つことができ、告白まで踏み切りましたが
「既に好きな人には彼女がいた」とのこと……。
それでも、自信を持てるコーディネートをした夏葉への感謝と姿勢に
感謝の言葉が贈られました。
この「ハッピーエンドではあるけど、全部丸く収まらない」のがシャニマスの妙なリアリティですね。好きです。
最後の「ワインと秋の味覚セット」をどういう風に楽しんだか。
それはぜひ、このSSRをゲットして確かめてほしいです。
だってあんまりにもいい女すぎて有栖川に沈むからな!!!!
「有栖川夏葉」はあまりにも「デキる女」である
この書き方は正直オジサン臭いかもしれませんが、私はオジサンなのでこう書きます。
有栖川夏葉は20歳です。
もう一回言います。
20歳です。
20歳でこんなに自分も他人もしっかり見れるのちょっと凄すぎませんか。
いくら特技がトータルコーディネートでも、いくら大きな財閥のお嬢様でも、さすがに人間としてよく出来過ぎている。
いくつかのコミュでも、夏葉が先頭に立って段取りを進めたり、ネゴシエーターの役目をすることもあります。場慣れしていると言えばそれまでですが、すごいのは夏葉は基本的に「その先」まで見ていること。
トップに立つためには、やはり将来設計スキルも大いに必要なのですね。
夏葉の乱歩でも、「数年後、自分はどうしていくのか?」という話は出てくるので、きっと生活環境の中で染み付いた思考の一つなのだと思います。
具体例を列挙するといとまがないのですが、今回のコミュでも「最終的にはこのコーディネートを通して自信を付けること」になるのです。
※具体的なコーディネートシーンも見たかった……見たかったぞぉ……!!!
と思えば、誰よりもその場を楽しんだり、大人の茶目っ気を見せてくるので、そういうところやで。
ズルいんですよ。有栖川夏葉は。だからこそ、とても「デキる」のです。
今回は以上!また次回、何処かでお会いしましょう。(……我儘なままDay2の感想記事準備中なんですけど、まだ賞味期限切れてないですよね???)