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ガーデニング初めてみた
はじめに(?)
可愛く年齢を重ねたい。憧れはターシャ・テューダー。そんな私のもとに、そらのかおりさんという可愛いアラフィフ主婦園芸Youtuberの動画がオススメされる。それが園芸を始めるきっかけだった。これはそんな影響を受けやすい ねね子の1年間(2023/05-2024/04)の園芸記録である。
2023年5月14日
そらのかおりさんのバジルの動画から興味を持ったので、私の中にバジルを育てないという選択肢はなかった。調べると大葉とミントはバジルと同じシソ科植物であり、ほぼ同じ育て方で育つらしいので、バジルと大葉とミントを1苗ずつ購入する。
当時はこうして日記とかにする気持ちがなかったので、苗の写真は撮ってない。レシートの写真は撮ってある。可愛いにほど遠すぎて泣ける。伸び代しかないってこういうことかも。
2023年5月15〜20日
大葉、バジル、ミントは全部水挿しで増やすことができる。というわけで次の休日まで(約1週間)は水挿しチャレンジしていた。当時は冷蔵庫にいれてたミネラルウォーターを使用し、交換は毎朝。発根率50%程度でした。
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奥の牛乳パックは、そらのかおりさんがやっていたハイドロボール水耕栽培です。そらのかおりさんは、牛乳パックの周りはインテリアシートで可愛くデコレーションしていたけれど、私はめんどくさい牛乳パックのデザインが可愛いのでそのままの状態で飾っています。牛乳パックへの収まりが良いポリポットのサイズは2.5号(90型)。100円均一のネットで包んでおくと、掃除しやすくて清潔保ちやすくなり便利かなと思ったけど、今のところ人に勧めるほどの利点は見つかっていない。
2023年5月21日
休日。そらのかおりさんは園芸初心者とのことなので、育て方については専門家のほうを参考にした。バジルは土で必ず増やすこととされていたので、土に植え替えていく。
この↓土づくりは何を参考にしたのか忘れたけど、写真を見る限りだと培養土:赤玉土:元肥を7:2.5:0.5くらいに配合しているように見える。
ガーデニングの本だとハーブ類は培養土のみだったり、赤玉土:腐葉土:バーミキュライトを6:3:1だったりなので、専門家の方を参考にするなら元肥はこの時点では入れなくて良いらしい。
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スコップは買ってない。人間には手があります。
2023年6月4日
バジル×2、ミント×2、大葉×2になってます。
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大葉に花が咲いていた。気温の変化に反応し、秋と勘違いして花を咲かすことがあるらしい。これを放置しておくと秋モードになり種づくりをし始めて枯れてしまうらしいので、摘む。
2023年6月15~17日
仙台の緑化フェアに行ってきた。
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座っていた椅子の背もたれを猫に占領されてしまい、猫背で過ごしてきた。私なんでこんな目にあってるんだ。
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念の為店員さんに確認してから、植木鉢をいただきました。
2023年6月19日
5日間水やりしてなかったからか、ミントが枯れていた。この頃は梅雨で、旅行中もたしか2日間は雨が降っていたので、枯れた理由は定かではない。
ググったら、Yahoo知恵袋あたりに枯れたミントは強剪定(切り戻し)してみてと書かれていたので、した。写真なし。
2023年7月6日
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枯れたミントから新しい葉が生えていた。
2023年7月?日
ミントの近くにカミキリムシを発見し、捕殺する。カミキリムシは樹木に寄るんだけど、一度枯れたミントから樹木を感じたのかな?
2023年8月7日
2.5号ポリポットから8号スリット鉢に植え替えていく。8号サイズだと土容量は約5Lほど入る。ハーブを育てる適性鉢は土容量10L以下が推奨されているので、適性 of 適性。
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1つの鉢に2株ずつ植えてみた。
左側からミント、大葉、バジル×3です。
ガーデニングの本いわく、バジルは株間15㎝以上、大葉とミントは株間20㎝以上あるといいらしい。なので、8号鉢だと2株ギリギリ入るかなくらい。(と、この時は思っていたけれど、大葉とミントは窮屈になっていく様子が見られたので後半では1鉢1株に分けられてるよ。)
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室内では水耕栽培大葉を追加。左列は手前から奥にかけて、水耕栽培ミント、水耕栽培大葉、水挿しバジルが並んでいます。右側のリボベジについては一切語る気ないです。
2023年8月31日
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プランタースタンドが無いので、コンテナーを逆さにしてスタンド代わりに敷いてみた。根に酸素届きやすくなったようで、バジルの育ちが良い。
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ミント、バジル、大葉だと大葉が一番根を増やすらしい。そして根が多いほど水の吸収も速くて、土が乾燥しやすくなるらしい。だからなのか、乾燥気味で硬そうな大葉が出来ている。それでも当時の私は嬉しかった。
2023年9月9日
台風!!!!植物達が雨風に打たれすぎて横に広がりました。noteからBlueskyの投稿って見えてるのかな?まあいいか。
いろんな方の水挿しの解説を見てきた結果、園芸店員であるカーメン君の水挿し動画が理にかなっていると思ったので、そのやり方を試してみる。水は常温かつ少量。水の取り替えは2〜3日に一度にした。
好奇心から、葉がシオシオなものや茎の曲がっているものをあえて選んで、水挿しした。
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バジルは土で育てるようにと学んだけれど、水耕栽培で育てている人をネット上で複数人ほど見かけたので、バジルの水耕栽培も始めてみた。(これ私の育て方の問題なのか、美味しくは育たなかった)
2023年9月10日
茎曲がりミントからさっそく発根。Blueskyは時間のある時だけしか開かないから投稿の日にちが数日遅れているが、写真の履歴のほうが正確なはず。
2023年9月12日
カーメン君の水挿し方法で、約20日も根が無い状態で、緩やかに傷んできていたバジルから根がでた。
初の害虫被害に遭う。ミントに大量のハダニが発生した。ハダニは全植物に現れるらしいので、そう思うとシソ科植物の天敵がハダニくらいしかいないあたり、シソ科の多いハーブは本当に虫が寄りにくいんだなあと感心してしまう。
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根は光を嫌うとか、藻対策として光を遮断したほうがいいとか言われているけれど、透明の容器で窓際に飾られながらこれら全てが発根した。ジャムやパスタソースの空ビン、プラカップ、何でも良い。
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ハダニは一応人体には影響ないらしい。なので一部は水洗いして食べた。ミントティーとヨーグルトのミント添え。夏で良かった。
2023年9月18日
なかなかハダニが絶えない。定期的に霧吹き(水)にかけたり、見つけたら捕殺しているんだけど、完全撲滅とまではいかず苦戦。
数日、部屋に置いておいててわかったんだけど、ハダニは植物のところからは離れようとはしないので、室内に置いておいても大丈夫だった。部屋中が虫だらけになったらどうしよう・・・まあ、どうにでもなるだろって思っていたけど、どうにでもなった。
2023年9月21日
2023年9月23日
茎の真ん中の葉を切ったものは発根が遅かった。茎の直径や長短では発根までの日数に差が見られなかった。
2023年9月30日
茎の真ん中の葉を切ったもの、少し時間かかるも発根した。これでハダニ被害ミントが無事全て発根した。
2023年9月?日
いつ頃からか、ハダニの話を全くしていません。書いてなかったけれど、ハダニは一旦駆除できました。
ハダニには希釈濃い目の珈琲スプレーが効くと書かれていたので実行。そしたら、ハエが来るようになりました。ハーブはハエを寄せ付けない植物と言われているが、ハエの好物である珈琲のニオイが強くなってしまった様子。それで、珈琲液を綺麗に洗い流すつもりで水スプレーしまくっていたら、ハエもハダニもいなくなってました。薬を頼りたくない人はこのやり方でやってみてください。
2023年10月4日
秋が近づくにつれて虫対策を考えた結果、虫はネギの独特なニオイが苦手らしいので、外でネギを育て始めてみた。あと、ネギは大抵の植物とコンパニオンプランツにしても大丈夫らしいから植えてみた。
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当時は知らなかったんだけど、バジルとミントは草丈15㎝以上になったら下葉のほうから分き芽を残して、葉は収穫したほうがいいんだとか。↑のやつは早く収穫したほうが良い状態。
2023年10月7日
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これはただ重さに耐えきれてないバジル。知識なさすぎてバジルからも地下茎が生えるのかと思っていた。初々しい。
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想像してた可愛いベランダガーデニングとは何かが違う。
2023年10月16日
虫対策で追加したネギにまさかの虫の卵が。しぶしぶ土の入れ替えを行う。
と言っても、11月に一週間ほど旅行する予定があり、どこかのタイミングで土を保水性の高いものにしようと思って新たに腐葉土を購入していたし、大葉も1鉢に2株は窮屈そうだったので、ちょうどよかった気もする。園芸本いわく、腐葉土は市販品だと未熟なものも売られてるらしい。なるべく失敗を避けるため、口コミの良いものを購入。私のオリジナルで培養土:腐葉土:赤玉土を5:3:2くらいでブレンドして植え替えたあと、上からさらに腐葉土をかぶせてみた。
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このハイドロボールの白くなっているところは、水道水に含まれるミネラル分が結晶化したもの。白カビだとほわほわした綿毛っぽいものがつく。写真の見栄え的にはどちらも変わらないので、なんかな。
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バジルは寒さに弱いので、室内と言えど油断せずにココヤシファイバーをかけた。まあ11月の福岡旅行中に全部枯れて処分される運命だが(ネタバレ)
2023年11月6日
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伝わりにくいかもだけど、ミントの地下茎が隣の鉢の土の中にガッツリと潜り込んで、根付いていた。なんだかエッチだな・・・と思った。
2023年11月14日
バジル折れた。支柱の大切さがわかった。でも買ってなかった。
今となっては、草丈高すぎ問題を理解してるから、買わなくて正解だったなと思う。ハーブに支柱はいらない。折れる前に切ろう。
2023年11月19日
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バジルって本当は多年草なんだけど、日本の冬は寒すぎて枯れるから一年草扱いらしい。一年草の大葉と同じ経過をたどり始めた。
テーブルいっぱいにバジルを摘んで、手作りジェノベーゼソースづくりした。とても大変だった。もし今後ジェノベーゼソース作らなくても、この1回の体験を永遠に語りたいと思った。
2023年11月29日
1週間福岡に行ってきた。
1週間も放置したら枯れるだろうと思い、旅行前に長期保存できる形に加工調理してから出掛けていた。別れを覚悟していたんだけど、弟が代わりに水やっていてくれてたので何一つ変わらぬ姿で再会した。
弟のおかげで、冬は水やりの仕方が変わることを知った。ミントは3〜4日に1回、バジルは土が乾燥してからぬるま湯を、苺は土が乾燥してから、でいいらしい。
2023年12月21日
バジルの花が増えてきた。バジルの葉が黒くなってるのは寒さでやられている。この年は比較的暖冬(?)らしく、耐えてる方だとは思う。
葉っぱを残したほうが光合成して成長してくれるのか、それとも葉っぱに栄養が行ってしまい花が育たなくなるのかがわからなかったのだが、残しているほうが良いっぽい。
2024年1月17日
2024年2月6日
雪!!!!
2024年2月13日
意外と冬でも植物たちは少しずつ育っていて、ずっと楽しいです。ネギは特に育ちが早く、しかもめちゃ美味い。ネギの旬を調べたら11~3月だったのでなるほどになった。
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しかし、ミントの鉢で一緒に植えたネギだけは細細のシオシオで食べる気もおきない姿に。どの植物ともコンパニオンプランツになれるネギ VS どの植物ともコンパニオンプランツになれないミントは、ミントの勝利でした。
大葉の種を約130粒収穫した。この日は日記もある。収穫した種を人にあげようとしているけれど、これは法律違反であると、後で知ることになる。まだ誰にもあげてなくて良かった。大人になると誰も注意はしてくれません。無知は罪。
2024年2月28日
こぼれ種から芽が出てくる。
あと簡易支柱として使っていた割りばしが刺さっているんだけど、これはおすすめしません。カビの原因になります。
2024年4月14日
植物たちが暴れだし始めた。面白い。
2024年4月20日
シソ科はほぼ同じという認識だったので、この頃、バジルを強剪定すればミントみたいに生えてくると思っていました。そのため、種はとれたものの種まきせず、そのまま保管。バジル記録はここで一旦終了となる。
育ち続け、消費が追い付かず、大きく硬くなっていくミントの大量消費を図る。この時にミントの葉の中からカメムシが2匹でてきた。害虫と出会ったのはこれが最後。ねね子目線だと、ミント、大葉、バジルの中ではミントが1番虫のつきやすいハーブという印象になった。
2024年4月29日
ベランダガーデニングしている人にしかわからないかもしれないんだけど、ベランダの排水溝が詰まらないように定期的に掃除しており、かなり頻繁に植木鉢を移動させている。
だから掃除のたびにバーベル持ち上げるが如く、くっつきミント鉢達を持ち上げてた。限界がきたので切った。
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やはりなんだかエッチだ。切るときに謎の罪悪感がありました。あ、感受性豊かってよく言われます。
まとめ
バジルと大葉とミントは同じ環境で育てられるので、土とプランターと置くスペースが余ってるなら一緒に育てた方が効率いいことがわかった。しかし効率良く簡単に育ちすぎてしまうため、自分の管理能力と年間ハーブ摂食量を考え今後は縮小運用しようと思った。
おわりに(?)
園芸とは、天気にも左右されつつ、スケジュールに沿った育て方をする必要があり、機敏さとフレキシブルさが求められる趣味であることがわかった。だからむしろ逞しくなる。今後アニメとかで園芸しているマダム見ても、(このマダムも、植木鉢移動させるときにがに股になるし、虫を見つけたら捕殺するんやな)という見方するようになった。憧れってフィルターがかかっているからチューニングを合わせていこう。
参考文献・参考資料など
全国農業協同組合連合会肥料農薬部 編:よくわかる 土と肥料のハンドブック 土壌改良編:農山漁村文化協会:2014
平沢正,大杉立 編:農学基礎シリーズ 作物生産生理学の基礎:農山漁村文化協会:2016
藤田智 著:はじめてのベランダガーデニング:創英社/三省堂書店:2007
ナンシー・J・ハジェスキー 著:ハーブ&スパイス大事典:日経ナショナルジオグラフィック社:2016
深町貴子 著:コンテナで育てるハーブと野菜:西東社:2018
北村光世 著:おいしいハーブ暮らし12か月 キッチンガーデン発 元気のレシピ:世界文化社:2020
KIMIE 著:エディブルフラワーのポタジェ: 食べられる花、美しい花が咲く野菜 綺麗で、美味しく、安全な庭づくり:Independently published :2022
農林水産省:資料3-4 コーヒー(抽出液)の薬効・安全性に関する情報収集の結果について、農業資材審議会農薬分科会特定農薬小委員会及び中央環境審議会土壌農薬部会農薬専門委員会 第6回合同会合:社団法人日本植物防疫協会:2005
https://www.maff.go.jp/j/council/sizai/tokutei_noyaku/06/attach/pdf/index-21.pdf
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