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「目的のない勉強に意味はある?」語学学習を1ヶ月続けてみた感想


「その、やさぐれた喋り方の女の人はだれ?」
スマホに夢中になっている私に、夫が突然そう聞いてきたのです。
私も、薄々は感じていたので、ハッとしました。
それは、語学アプリ「Duolingo」のキャラクター、リリーが話すフランス語の挨拶でした。
一度気になりだすと、その声を聞くのが、クセになるんです。


「Duolingo」はじめました


1月が終わりましたので、新しい年の最初の1ヶ月を振り返ってみました。
いくつか新しいことを始めましたが、特に順調に続けられたのは語学学習でした。
その方法として選んだのが、「Duolingo」です。

以前、フランス語を学んだことを記事に書いたことがあり、それがきっかけで、再び勉強し直そうと思ったのです。
だいぶ忘れてしまっているので、気軽に始められる方法として、なんとなく「Duolingo」に決めたというわけです。

ついでに英語の学習も始め、いずれも初心者レベルから取り組んでいます。
無料版を使用しているため、どこまで効果があるのかは様子を見ながら判断していきたいですが、毎日続けられている点から考えると、今のところ順調と言えます。

しかし、1ヶ月続けてみると、特徴などが見えてきました。


気に入った点


1.無料で多言語を学習できる

有料版もありますが、無料版でも十分に学習が可能です。
多くの言語に対応しているので、他の言語も気軽に始められそうです。

2.ゲーム感覚で学習を継続しやすい

レッスンは短時間で完了し、レベルアップやポイント獲得といった仕組み等、ゲーミフィケーションの要素が組み込まれているため、楽しみながら続けることができます。

3.AIによる個別指導

苦手な問題など、進捗に合わせてレッスンが調整されるため、自分のペースで進めることができます。


ここまでは他の語学学習アプリも、同じようなものかもしれません。

4.キャラクターが個性的


各キャラクターが問題を出してくるのですが、佇まいや話し方だけでなく、問題文の内容もとてもユニークなのです。
リリーはツンデレっぽい設定のようですが、日本語や英語より、フランス語で話す時が特に投げやりな感じなのです。


正解しても不機嫌な顔で拍手するリリー


困っている点


1.音声認識の精度が低い  

発音が適切でなくても正解と判定されることがあります。
発音の改善にはあまり役立たない可能性があります。

2.文法の学習が不足

文法に関する詳しい説明が少ないため、独学で補完する必要が出てきます。アプリだけでは文法の理解が深まらない点が課題です。



語学学習は勉強?遊び?


こうして毎日続けている語学学習ですが、ふと「目的のない勉強って意味があるのか?」と考えるようになりました。
漠然とした目的はあるのですが、「いつまでにどうなりたいか」といった明確な目的がないのです。
ゴールがないと進歩が分かりにくいですし、モチベーションを保つのが難しくなることもあります。

しかし、一方で「目的がないこと=意味がない」とは限りません。
遊びの中から見えてくるものもあります。
語学学習は「楽しむこと」が継続のカギになるのかもしれません。

まとめ


1月を振り返ると、語学学習を毎日続けられたことが、それなりの成果の一つでした。
いくつか、課題も見えてきましたが、目的について考える機会にもなりました。

私の場合、現在のところ、語学学習はリハビリや脳トレのような役割を果たしており、純粋に「楽しいから続ける」ことがモチベーションになっているようです。

今後も続けながら、自分に合った学習方法を模索していきたいと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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