みこちゃんコンテスト審査員紹介シリーズ(^-^)④ 写真部門審査委員 もときさん
なんでみこちゃんコンテストに写真部門があるのか、それをご説明いたします。
写真が好きでそれなりにいろいろ見てきました。
noteを始めて、もときさんの写真の数々を観て、脳天をトンカチでコツンとやられて倒れました。
なんなんだ…いったい。
憤りすら感じだ。
写真でここまでやれるのか…。
いや、やれるんだ。
めの前にこれがある…。
わたしは小説を書いています。
やめようかなと思いました。
小説でないと表現できない世界がある。自分では、まあまあそういうものを表現できているはずだ。そんな少し自信もありました。
でも違った。
もちろん、これは比喩ですが、勝ち負けという言葉で言えば、完全に打ちのめされました。
やられた。
これは、写真からの小説への挑戦状だ。
負けた。
気持ちよくマットに倒されたボクサーのようなものですね。
なんですかこれ一体。
エゴン・シーレ。
思わず連想しました。
でも違う。
エゴン・シーレにはない奥行きのある物語性。
これが、もとき審査委員の写真なのではないかな、そう思います。
エゴン・シーレとは違う。
もとき委員の作品は、写真がまるで動画のように、動いている。
不思議です。
静止画なのに動画のように写真が静かに動いている。
にもかかわらずそれを、瞬間の中に表現する。
この写真を一つ掲載させていただいて、一つずつ短編小説が書けます。
時間の推移の中で小説は物語を表現します。
でも、もときさんの写真は、それを一瞬で額縁にぶち込む。
こんな世界があるのだな…。
そんな思いです。
遺影の写真のように一回、みこちゃんは白黒の額縁に叩き込まれました。
カメラ買おうかな、と思いました。
でも、また小説でもできることあるかな。
そんな思いでまた、小説に戻ってきました。
これほどまでの衝撃を、写真から受けたことはなかった。
今回審査委員をあっさりお引き受けいただいたことが、なにか申し訳なく思えます。
ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
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