関西人みこちゃん~アンジャッシュ風ネタ ちょー(゚0゚)エッチバージョン「先生の課外授業」
渡部:
「あ、みこちゃん先生おつかれさまでーす」
児嶋:
「お疲れさまです。今日もやっと終わりましたね、めんどくさい仕事」
※以下、太字=渡部、細字=児嶋(みこちゃん先生)
「いやあ、私実は今から授業を休んだ後藤君に、補習の連絡なんですよー」
「そうなんですかあ、たいへんですね。あたしはこれから、新しいエステどこにするか決めようと思って」
「あー、いいですねえ」
「土日ゆっくり休みたいですからねー。あ、つながった」
(渡部電話をかける)
ぷるるるぷるるるー
「もしもーし、後藤君。風邪の調子はどうかな?」
「なんだか最近下腹が出てきちゃって」
「お医者さんから出されたお薬、ちゃんと飲むんだよ!」
「それじゃあ今日の授業でやったところを伝えるね」
「算数は、つるかめ算のところだからね」
「はい……。そうですよね初めはそこからですよね!」
「それじゃあ問題を出すよー。ツルとカメがあわせて17匹(羽)います。足の数をあわせると46本。ツルは何羽で、カメは何匹でしょうか?」
「ええそんなこと聞くんですか、電話でいきなり」
「あれれ、後藤君わからないのかな? 先週、授業でやったじゃないかー後藤君手をあげて答えていたよね!」
「言われていることは分かるんですけどね、できるかどうか分かりません。毎日続けるそのやり方が理解できないんです」
「じゃあ一緒に復習しよう。足だよ足。足が最初の一歩なんだよ。そこが一番大事。 ヒントは! だんだん足から減らしていくことだよ」
「足を減らすって。そこが一番難しいんじゃないですか。それができないからエステに相談したいんです。自分では無理なんで、あたし」
「あきらめちゃいけないよ。物事にはすべてルールが決まっているんだ。そのルールを信じてやっていけば、きっと君にもできるよ」
「もっと簡単な方法ないんですか。めんどくさいのキライなんです」
「うーん、そうだなあ。それじゃあ、君だけに特別な方法を教えよう。しばらく頑張ってみたら、そのうちこっそり教えてあげるよ!」
「体験入学終わったあと、入学手続き取ったらこっそりって教えてあげるって、先生あたしになにするつもりですか」
「大丈夫だよ、変なことじゃないって。おとなになったら誰でもやってることだよ、そんなこと。中学生でもしている子はすでに知ってることだからね」
「女性なら誰でも知っているって、それってまさか、マッサージした後に変なことをするとか!」
「違う違う、もっとリラックスして、柔軟にやってみようね。疲れたらベッドに入って休んでもいいんだ」
「その時に一体何が起きるんですか」
「わかるよ、不安だろう。その日で、どこにいくかが決まってしまうからね……友達と一緒に志望校にいけるかもしれないし、いけないかもしれない」
「いえいけるんだったら一人でいきます、もちろん」
「今しんどい思いをしているのも、本番の時に全力を出すためだからね。でも、無理は禁物だ。休むのも受験生の仕事だからね」
「え、どうして、エステがしたいのか、ですか。それはですね、どうしても、エステで体を美しくして私から彼氏を奪ったあの女に復讐してやりたいんですよ」
「しっかり復習しておきなさい。それから、来週の予習も忘れずにね。教科書の○ページから○ページを読んでおこう」
「で、予習ってどうやるんですか。復讐だけでいいんですけどあたし」
「復習ばかりでは前に進めないよ、新しい問題がどんどん出てくるからね。そういうものへの対応力が必要だ」
「復讐はきっちりやって、それを一旦忘れて、新しい問題に取り組む。つまり前向きにってことですね」
「そうそう! わかってきたようだね。一人で頑張ったら、本番で役立つ方法はこっそり教えてあげるよ」
「その時はお願いします」
「何、それまで待てないって……。しょうがないな。それじゃあしっかり風邪を治して、来週来るのを待ってるよー」
「会社があるので、今度の土日のどっかに行きます!」
「土日は学校休みだよ」
(渡部、児島声を揃えて)
「じゃあ、先生の自宅で」