生活に余白をつくるべき理由
先週末、1泊2日で自然豊かな場所へおでかけしてきました。
めーーちゃくちゃ久しぶりに木が生い茂る場所に行きました。普段、自然と触れてなさすぎた。
少し遠くから川の流れる音も聞こえて、それがとにかく心地よくて、自分でもびっくりするくらい自然に癒されてしまいました。
この旅でわたしがいちばん強く感じたのは、普段いかに余白のない生活を送っていたのかということです。
そして、無駄なことや何もしない時間、生活の中での余白が人生には必要なんだなと気づいたので、その理由を忘れないうちにまとめておこうと思います。
気持ちが勝手に前向きになるから
わたしは「何もしない時間」というのをものすごく恐れていました。
ボーッとしている間に仕事が止まってしまう。こうしてる間にも、誰かに迷惑をかけているかもしれない。周りがどんどん先に行く中、自分だけ遅れてしまうかもしれない。
こういう気持ちを、ずいぶん昔から根強く持っていたんだなぁということに気づきました。
だから正直、旅行に行く前も「時間がもったないかな。やらなきゃいけない仕事終わらせた方がいいのかな。」なんて考えていました。(社畜すぎる)
ですが、自然の中でぼーっとしたり、お風呂にゆっくり入ってぼーっとしたり、スマホも見ずにただベットに寝っ転がっている時間をつくってみたところ、ほぼ自動的に気持ちが前向きになりました。
多分、これがリフレッシュ・ストレス発散の効果なんだと思います。
直近までモヤモヤと悩んでいたことや、うまくいかないなーとイライラしていたことを、自然と「あれ、こうすればいいんじゃん!」と考え直せたんです。
休むことは大事!ってずっと耳にしてたことですが、改めて本当なんだな〜と実感できました。
「時間がない」は勝手な思い込みだと知る
仕事に追われる毎日を過ごしていると、常に締め切りとの戦いですよね。
わたしももれなくそうで、毎日「時間がない」と思っていて、胃をキリキリさせ、心をすり減らしていました。
ということに気づけたのも、こうして休んだからなんですけどね。
よーく考えてみたら、わたしは今までいくつもの締め切りを守れずに破ってきました。なぜかというと、どう考えても守れないような締め切りだったからです。
それでも今日、こうしてのんびり出来ている。
社会はとりあえず回っている。
もちろん約束や締め切りを守ることは大事なんですが、守れないことだってある。それは誰でもそうで、「お互い様」でいろんなことが回ってる。
そして、時間はたっぷりある。
「時間がない」という強い思い込みに、自分はあまりにも支配されていたんだな〜と気づきました。
そしてなにより、「時間がない」と焦って、パニックになって心をすり減らしても、自分にできることは限られている。なんなら、焦ってしまうことでミスが増えたりしてパフォーマンスが落ちる可能性の方が高い。
だったら、どんなときも焦らず、心をすり減らさずにいたほうがいいなって思いました。
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というわけで、生活に余白をつくることで
・ほぼ自動的に前向きになれる
・「時間がない」は勝手な思い込みだと知る
ことができました。
また明日から忙しい日々が始まりますが、「自分の思い込みで勝手に苦しくなってないか?」と、立ち止まって自問したいと思います。