![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134615940/rectangle_large_type_2_89b7c0bb5b2380be1e1863d46941a657.png?width=1200)
道端でコケて大きなタンコブつくったら、分団登校できるようになった息子の話。
妹の誕生がきっかけで、
1年生の2学期から母子登校が増えた息子。
今回はその続きの話。
(ちなみに前回の記事はコチラ↓)
ある日、
"あること"がきっかけで突然、分団登校できるようになった息子。
そのきっかけは、
登校途中の坂でつまづいて、思いっきり頭から転んだこと。
なぜ、手を使わず頭から?
と、話を聞いた時に思ったのだが、
どうやら前日に捻った手首を庇おうとして、咄嗟に手をつく事をやめたらしい。
結果、もっと痛いことになるという。。
(運動神経はいいが判断力が惜しい。手より頭を守って欲しいと切に願う母である。)
で、
頭から思いっきりコンクリートの道に倒れた為、おでこにデッカいタンコブが出来た。
もちろん、大泣きの息子。
と、分団の上級生達が荷物を持ってくれたり、起こしてくれたり、介抱してくれたらしい。
(ありがとう、みんな😭)
さて、
なぜこのハプニングがきっかけで、
再び分団登校出来るようになったのか?
実は
分団登校拒否の理由として、母と離れるのが寂しいこと以外に、もう一つ理由があった。
それは、
分団登校中の態度を注意されたことがきっかけで、自信を失ったことである。
同じ分団の保護者の方から学校へ連絡があり、本人に担任の先生から注意喚起&私にも分団担当の先生から電話があった。
具体的な注意点については長くなるので割愛するが、
私からすると「そりゃ注意されるわ」という内容だったので、家でも息子と話し、登校のルールについて確認した。
ただ、息子本人が自覚していることと無自覚なことがあり、注意されたことに納得していない部分もあったようだ。
息子曰く、「やってないのに先生に怒られた」と。
結果、
息子はみんなと登校することに自信が無くなった。
また、「分団の人たちは、俺を先生に怒られるよう仕向けている」というやや被害妄想な考えもあり、息子の分団の子らへの信用が揺らいでしまった。
「どうやって行けばいいか分からなくなった」
「また注意されちゃうかも」
と、登校をしぶり泣く息子。
「今日もかー。いつまで続くんだろー」とさすがに不安になる母。
そんな時のたんこぶハプニング。
転んで痛くて動けない時に、助けてくれた分団長さん。
荷物を代わりに持ってくれた、いつも寝癖がついてる6年生。
学校に着いたら、先生に説明して保健室へ連れていってくれた分団長さん。
みんなが助けてくれたことが、
息子の中で大きかったようだ。
その日から息子は、
みんなと一緒に分団登校ができるようになった。
身体は痛かったけど、心は温かくなる出来事がきっかけで。
おかげで
3学期になった今日まで、ずっと通うことが出来ている。
6年生最後の登校日には、
「寂しい」と朝から泣いていた。
「最後だから、『1年間ありがとう』って伝えてみたら?」と言うと、「うん!」と元気よく登校した。
でも結局、恥ずかしくて言えなかったらしい。
うん、わかる。
恥ずかしくて、めちゃくちゃ言いたいけど、言えない気持ち。
そんな息子の姿を見て、
大きくなったなぁーとしみじみした3学期の終わりの日。
分団長さん、6年生の皆さん
息子が大変お世話になりました。
ありがとうございました😊
さて、
4月からは2年生。
新1年生を迎える新しい分団。
どんな登校風景が待っているのだろう。
楽しみである。