自分のゴールを楽しみにしよう③
自分のありたい姿を定義していくミッションステートメント(以下MS)を作りました。
その過程を含めて、書き綴っています。
昨日の記事はこちら。
私は移住する前の3年半、仕事を辞めて両親の在宅介護をしていました。
父は癌で自宅で亡くなり、母が誤嚥性肺炎後に中心静脈栄養の対応になりました。
移住先に見つけた入居施設と、コロナによる夫のリモートワークをきっかけに、移住をしました。
その後、母は1ヶ月足らずで施設で亡くなりました。
私は、コロナ禍で母に会う手段を作るために入所施設にパート勤務をしていたことなどで、亡くなった後もすぐ仕事に戻りました。
悲しみに浸りすぎることなく乗り越えられた気がします。
父は亡くなる1週間前までそれなりに元気でしたが、母はアルツハイマー型認知症で全介助でした。
介護に入る以前は高齢者福祉の仕事に携わっていたり、その後の義母の介護に関わったこともあり、いろいろ考えるようになりました。
仕事で携わっていた介護と、身内の介護は、感情の揺れや心情へのダメージが全然違いました。
親世代を見送ると、否が応でも自分の先の人生を考えます。
多くの人が不安に感じるのは、どう歳をとっていくか、どう老いていくかがわからない、ということに対してではないでしょうか。
2年前のMSでは、このように書きました。
先の見えない不安に囚われて、高齢になってうつ傾向になる方は多いそうです。
セルフネグレクトになってしまう方も、この傾向があるのでは、と思います。
だからこそ、受け止め方をどうするかはとても大切。
解決できる不安なら向き合ってもいいけれど、そうでない不安に囚われたら底なし沼状態です。
気がついたら向きを変える。
どんなことでも見方を変えれば前向きに対処できます。
そのためには、立ち止まりすぎない。
動き続けることが大切。
そうできる環境に自分を置くこと。
2年前にはこのように書きました。
自己肯定感が低く、決して行動的ではなかった自分でしたが、MSにこのように書けたことでいろいろなことに一歩踏み出せるようになりました。
なりたい自分ややりたいことは、動いてみることで見えてくると思います。
自分の直感を大切にすることは、自分を信じること。
小さくても何か感じたことに従って、動いてみたから今の自分がいます。
自分の考えをしっかり持ちたい、という思いも、行動を重ねたことでできてきました。
移住して、夫婦単位のつきあいばかりになったときに、自分が夫の付属品になったような気持ちになった時期がありました。
それから、自分の環境を少しずつ作るようにしていったら、夫婦の関係が前よりも尊重し合えるように変わりました。
お互いが自律した上で、尊重し合える関係性を最期まで維持していきたいです。
なかなか前に進みませんが、今日はここまで。
次回に続きます。
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