見出し画像

違和感を伝えるスキル

私は、人とつきあうときに、その人のいい面に目を向けたい、と思っています。
だから、いいと思ったことは声に出して伝えるようにしています。
でも、人から言われてうれしいと思う人ばかりではない、しんどいと思う人もいるということを今日学びました。


もし、私が反対の立場だったら、我慢をするか、何も言わずに距離を取ったのではないかと思います。
それは、波風を立てたくないという意識を働かせてしまうから。
でも、その人は直接話してくれました。


私は、相手の方にそう思われてしまっていたということに全く気がついていなかったので、最初聞いたときにはちょっとショックでした。
でも、それは私の感情がびっくりしたから。
思ってもいなかったことを言われたからです。
その人は、自分の気持ちを正直に話してくれたのです。
そして、それを直接聞けたから、改善していこうと思えました。


そのときに思ったのは、事実と感情を分けて考えることは大切だということです。
事実と自分が抱いた感情を混在させると、事実をねじ曲げて解釈してしまいやすいと思いました。
価値観やものごとの受け取り方は人によって違います。
つい誰もが同じように考えていると思い込んで解釈しがちです。
自分と違う人を、自分の考え方の枠の中だけで判断、区別してしまいがちではないかと思いました。



それは、私が子供の頃受けた教育や社会環境が影響している面が大きいように思います。
規則は守るもの、疑問を持ったり意見を言うことより、従順に従った方がいい、正解は一つである、と言う考え方。
大人になってから、正解はいくつもあるし、自分の意見を持って、違いを言える環境がいい、と思いながらも、実際は場の空気を読んで周りに合わせようとしてしまいがちな自分。


今日のできごとは、自分の意見や違和感をきちんと伝えるスキルを、自分はまだまだ身に付けられていないと振り返れた経験でした。
自分の感じる心や違和感を感じることをもっと大切にしていきたい、そして、周りの人の、自分とは違う考え方から、多くのことを学びたいと、改めて思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?