続・アコースティック系楽器の宅録機材について(2023年版)
以前に、アコースティック系楽器プレイヤー向けにこんな記事を書いたのですが、
そこから3年が経ったので一段ステップアップした機材が欲しい!という声も聞こえてきて、また3年も経てば新しい機材もどんどん出てきているのでここで追加紹介したいと思います。
一段ステップアップさせてくれるマイク
商用レコーディングスタジオなら世界中どこにでも置いてあるNeumannというメーカーの「U87」というマイクがあるのですが、そのマイクをRoswell Pro Audioというメーカーが特徴を捉えつつリーズナブルな価格でリリースしたマイクです。
一昔前だと「と言いつつ、全然似てないじゃん(笑)」という感じだったのですがこのマイクは値段の割に結構いい線いってて、これなら全然宅録用としては実用レベル。本家87と同様で、なんの楽器にでも使える万能な感じです。
お値段的には6万くらいなのですが正直音を聴いたときはもっとすると思っていました。コスパが良い。
本家87は結構大きくて重いので軽いスタンドだと倒れてきちゃったりするのですが、このマイクは軽くて小さいので安心安全です。
こちらは前回の記事でもご紹介したマイク「C414」を作っていたスタッフたちが新しく興したメーカーのマイク。音に癖がなく、こちらもなんの楽器にでも相性が良いと思います。お値段的には10万台に入ってきてしまいますが壊れない限りずっと使い続けられるクオリティのマイクだと思います。
一段ステップアップさせてくれるオーディオインターフェイス
前回の記事で紹介したSSL2も素晴らしいのですが、こちらのメーカーも素晴らしいです!
1〜2万円台くらいのオーディオインターフェイスから一段だけステップアップしたいというときの選択肢として、SSL2と並んでこちらのM2も良い選択肢になってくるかと思います。
さらにもう一段上がった感じ、ここまで来るとプロのレコーディングエンジニアが普通に仕事道具として使えるレベルです。
RMEというメーカーで、ここの製品が素晴らしいのは音はもちろんですが、壊れたという話をほとんど聞かないこと(耐久性が高い)、十年以上前に出た製品でもいまだに新しいOSが出れば最新ドライバを出してくれること(使い続けることができる)、動作が安定していることの3点が強いと思います。