ホールでクラシックのレコーディングをするために必要な機材と方法
※はじめに、この記事は既に宅録などである程度録音自体はおこなっている人のために書いています。「コンデンサーマイクの取り扱い方法がわからない」「DAWの使い方がわからない」「録音をしたことがない」という方向けの記事ではないのをご了承ください。
クラシック系の楽器を演奏していて機械やコンピュータが好きな方なら「録音を業者に頼まないで、自分でできないのかな?」と思ったことがあると思います。
でも検索しても宅録向けの情報ばかりで、ホールでレコーディングするためにはどんな機材が必要なのかわからない! 三点吊り装置ってなにがどうなってるの!? といった感じの疑問がたくさん湧いてくると思います。それらの疑問を一気に解消する記事を書きました。
なのであまり知識のない人が読んで誤解をしてほしくはないですし、以降はそれなりの金額の有料記事にしました。お金を出していただくからには満足のいく内容にしたいので、万が一「せっかく買ったのに知りたかったことが書いてなかった」ということがありましたらXのDMかなにかで連絡をください。この記事のお題の本筋に関連したことであれば、可能な限り追記します。
内容によっては追記した際に値上げするかもしれないので、早めに購入してもらったほうがお得かもしれません笑
自分で出演しながら録音する場合は、マイクをたくさん仕込むのは現実的ではない
アマチュアの公演では通常、ホール入りからリハーサル開始までかなりタイトです。9時にホール入りして10時にリハーサル開始、なんてタイムスケジュールが組まれていることもよくあると思います。
そんななか、マイクを何本も仕込む用意をしつつ自分の演奏の準備もするのは現実的ではありません。三点吊り装置にバランスよく音が録れるようマイクをセットしてそれだけですべてを録る、その想定でいったほうがいいです。そのために必要な機材と方法、作法をご紹介します。
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