暑い!ドイツの夏とその過ごし方
現在35度。とても暑い。異常に熱い。
外に洗濯ものを干していたので外に取り込みに行ったら、皮膚がじりじり焼ける感覚。そして乾燥しているので吸う空気も暑い。
私の知っているドイツの昔はかれこれ22年前。その時はこういう暑さではなかったと思う。今は乾燥サウナにいるような感覚。
エアコンがないドイツ
昔、ドイツで冷房は見たことはなかった。家の中はもちろんの事、会社でも同じ。事務所勤務の人はワイシャツを着て暑さに耐えなければならなかった。主人も帰ってきたら汗くさかった。
高級車は別だろうが、普通車に乗っている私達は暑さに耐えながら車に乗っていた。その何年か後に子供が車に乗ると熱を出すようになり車を買い替えた。エアコン付きの物にしたのだ。
真っ暗なドイツの夏
長~い、暗~い冬が終わったかと思ったら、こんどは暑い夏。
ドイツ人はシャッターを閉めて真っ暗な中で過ごします。
朝起きると、毎日のル-ティ-ンが始まります。
まだ気温が低いうちに窓を開けます。空気の入れ替えと同時に外気を入れます。すると部屋の中が冷えるので、一気にシャッターを閉め例を閉じ込めるのです。私はどうしてもその暗い夏が嫌で抵抗して、窓を開けたり、シャッタ-を上げたりしました。その結果、夜寝れない!暑い…息苦しい…
歳のせいか最近はめっきり弱くなり、素直にドイツ方式従順に従うことにしました。
暗い家の中でどうやって過ごすか?
冬は寒くて夜が長く、暗いイメ-ジしかない。だからドイツ人は家の中の雰囲気を大切にします。間接照明を灯し、ロウソクを何本も立てたその部屋は綺麗で気分もリラックスできるから好きです。
じゃあ、夏は?ロウソクを点けてみた。じわじわと室温が上がっているような… すぐに消してしまった。照明もつけると暑ぐるしい。家時間を利用して美味しいものをと思っても、極力火は使いたくない。
部屋を冷やすエアコンがないので、少しでも温度を低く保ちたい。オーブン料理何てもってのほか!煮込み⁉無理!
なので、そういう理由で⁉今日の夜はドイツでいう冷たいごはん。Kaltes Essen 。手抜きではありません(笑)