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noteディレクターとして入社して2年が経ち、noteというサービスに思うこと
こんにちは、piece of cakeの水野です。noteディレクターとして入社してまる2年が経ちました。ずっと途切れず、たくさんの仕事に関わらせていただいています。
これまでにも、節目にnoteを書いてきました。今回は、いましている仕事の大枠と、いま僕がnoteに思うことをまとめてみようと思います。
これまでにも増してnoteを読むようになりました
「さいきんの水野さんは個人のnoteクリエイターとは一切関わらないのですか?」と聞かれることがありますが、そんなこともないのです。
職域こそ、法人担当ではありますが、noteをうまくつかっていらっしゃる個人のクリエイターの事例を引き合いに出して、法人noteの運用指南をさせていただくことが、よくあります。
ですから、これまでにも増して、たくさんのnoteを読ませていただいていますし、そもそもnoteでは、個人も法人も別け隔てなく、クリエイターと呼ばれます。
ぼくは今、カスタマーサクセスという役割で、noteの法人プランを使う方がより意義ぶかく、たのしく書き続けていただけるよう、さまざまな施策に携わっています。
いま、どんな仕事をしているか
noteの法人向けプランは「note pro」と呼ばれており、そのチームの中で、カスタマーサクセスを担当しています。note proというのは、企業がオウンドメディアをはじめたい、というときの選択肢としてばっちりにしてある、noteの高機能バージョンのことです。
ありがたいことに、2019年3月にスタートして以来、たくさんの法人クリエイターから引き合いをいただいています。カスタマーサクセスというのは、契約いただいた顧客に、サービスを気持ちよく使い続けていただくために、なんでもやる、というような役割です。
契約いただいた法人のみなさんに伴走すべく、助けになる情報を発信したり、イベントを開催して相談にのったり、noteを続けていただくために自分たちができることを考えながら、いろいろとやっています。
しごとの詳細については、また別の機会にnoteにまとめようと思います。
noteがマネタイズする理由のこと
そもそも、ひろく開かれたnoteという場所で、有料のプランを使い続けていただくのは何のためかといえば、CXO深津のこのnoteに書いてあることをよく思い返します。
企業利益は、ミッションを達成するためのガソリンにすぎません。目的地もなくガソリンを溜め込むことは、とても無益な行為です。
さまざまなクリエイターが暮らすnoteという街が豊かになることを目指すべく、noteチームで力を合わせて、これからもたくさんのクリエイターのみなさんと関わっていきたいです。
会社が大きくなり、心強いチームメイトが増えました
会社としても、この2年のあいだには、オフィスの移転があり、スタッフの拡充が進み、チームが形成され、働きかたのルールが整備されていっています。心強く、すてきな仲間がたくさん増えました。
当社スタッフのnoteをまとめたピ社の人々マガジンに記事が続々とふえていくのをうれしく思います。そして、なにより、noteを書くひとりひとりのクリエイターのおかげで、noteがすくすくと大きくなっています。
とはいえ、誰もが創作をはじめ、つづけられる世界にするという当社のミッションを叶えるには、(すくなくとも自分は)まだまだ成長途上だと思いながら、日々はたらいています。
社長に、noteという名の由来をきいてみた
ついこないだ、CEOの加藤と1on1の機会があり、ふと思いたって、noteというサービス名の由来をきいたときの言葉がすごくよかったのでここに記します。
「はじめからジェネラルなプラットフォームをつくろうと考えていたから、できるだけシンプルな名称にしようと思ってた。クリエイティブの源泉は白いノートだと思うから、変に凝ったりせず、noteと名付けたんだよね。」
ぼくは、noteの沿革や、バックストーリーについてはだいぶ頭にはいっているほうだと思いますが、この言葉にはしびれました。
2年前、Bar Bossaで林さんがおしえてくれたこと
このとき、ぼくはピースオブケイクの採用面接を受けていたころのことを思い出しました。2017年、秋のことです。
この会社には、もともとcakesの愛読者だったことで興味をもち、Wantedlyからエントリーし、1次面接を幸いにもパスして2次面接に臨む前に、cakesで「ワイングラスの向こう側」を連載している林さんのBar Bossaを訪ねました。
そして、カウンターで忙しなくはたらく林さんの、ちょっとした隙を見て声をかけ、「ピースオブケイクの採用試験を受けているんです」ということを打ち明けました。
もともと林さんのファンでしたから、お話しできただけでも舞い上がっていたのですが、丁寧に受け答えしてくださって、林さんがこうおっしゃいました。
「CEOの加藤さんは、noteを世界的なサービスにしようと本気で考えているんですよ」
当時、noteは今の10分の1くらいのサービス規模で、ぼく自身も採用試験に臨む前には「聞いたことあるな」くらいの認識しかなかったので、林さんのその言葉を受けて、雷に打たれたような気持ちになったのをよく覚えています。
そして、noteのことをもっと知りたい!チームに加わりたい!と心に火が灯り、面接に臨み、幸いなことに内定をいただくことができました。
世界で、ふつうにnoteがつかわれるまで
また、さいきんのnoteがサービスドメインを.comに移行した際のエントリでも、CXOの深津がこんなことを書いていて、ぐっときました。
また、将来noteが世界進出する場合、スムーズな立ち上がりが期待できます。
一貫した意志を感じます。
幸いなことに勢いよく、たくさんの方に注目されているnoteですが、大切にしている価値がサービス開始当初からずっと変わっていないことを、そこではたらく一員として、誇りに思います。
noteや、note proでさまざまな企業やチームが当たり前のようにnoteをつかう世界へ近づくために、自分ができることをしていきたいです。
末筆になりますが、はじめての方、はじめまして。自分に関するnoteをまとめたマガジンをつくったので、よかったらお目通しください。
これからも頑張ってまいります。
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![みずのけいすけ|パーソナル編集者®](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49203042/profile_babecbf52e23237390b0fb8d81517f4b.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)