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012 | 変化の中で大事なもの
福岡で商業デザインを本業としながら、Webマガジン『ミッケ!フクオカ』の編集長でもあるおしけんです。note投稿12回目。今回は今のめまぐるしい時代で、変らず大事なことのお話。
とにもかくにも、今は時間の流れが激しい。しかも大きな変化を常に起こしながらといった感じで。生まれた頃からネットや携帯、スマホが当たり前にある若い世代の人たちはピンとこないだろうけど、自分の世代ともなると、ここまで変わるかといったくらいに変化してる。
それこそ社会人になりたての時代(今から約20年前)までは、まだ最初に入社した会社に定年退職まで勤め上げる、終身雇用もまだ健在で。会社が与える仕事をこなしていれば、勤続年数に応じて自動的に昇級・昇格していくシステム。自分のような技術職はそこまでなかったけど、周囲の一般企業の空気は『企業に勤めていれば安心』というものもあった。
それが今では、企業に勤めていることでの安心や保障はなくなりつつあり、情報通信やテクノロジーの発展で、リスクを負いながらも様々なチャレンジが出来る時代になった。もちろん、その中で失われていくものもあれば、時勢を読めずに身動きが取れなくなっている人がいることも確かだ。それでも、時間や変化は止まらない。
そんな大きな変化や時代の流れにあって、唯一(と言っていいほど)変わらないなと思うことがあるわけです。それこそ今後の働き方や自分の環境づくりにおいて鍵になるポイントというか…。年齢や性別関係なく、きっと同じような考えの人も多いはず。それは
『会って話をすることの大事さ』
「今さら」という人もいるかもしれない。でも、自分も独立して色々な場面や経験をして中で、やっぱりこの部分はとても重視している。以前勤めていた企業でも、営業と一緒に連れて行ってくれと散々言ってきたが叶わなかった。対面して話をしていると、言葉だけではなく表情やトーン、話の行間から色々なニュアンスが読み取れるわけで。日本ではなんとなく、そんなところを『察する文化』みたいなことってあると思うんです。会社員時代にできなかったその部分を、独立した今実践している最中。
オンラインやネットワーク、それこそSNSなどで、手軽に人とコンタクトが取れる時代。自分もSNS上でしか知らない人、結構います。昔から『酒に酔った時こそその人の本当の姿』と言われるだけあって、目の前で対面してこそ見えるものがある。オンライン上で他者との接点が作りやすい今だからこそ、会うこと・直接話をすることは、これまでも大事ではあったけど、今後さらに重要になってくると思う。
それこそ本業でも、ミッケ!フクオカでも同じように重要なので、些細なこと、ちょっとした時間、昼飯でもお茶でも、可能な限り人と会う時間は作っていく。わずかな対面から次に広がることはたくさんある。効率的で便利なオンラインを駆使しつつ、昔ながらのオフラインも大切にして、両輪で走らせていくことが大事な時代になってきた。