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おうちの光を快適にvol.3 :日常の光を制御
vol.1では体内時計と光の影響について、vol.2では快適な光についてご紹介させてもらいました。
ここでは、どういう条件のコントロールができたら快適を表現できるのか整理して考えて照明のレシピを作っていきたいと思います。
ロジックを整理する
はじめに、光をコントロールしたい!という時のシチュエーションを大きく二種類に分けたいと思います。
日常の光
1日の流れのベースとなる光用途に合わせた光
パーティーや映画鑑賞など、その時のシーンに応じて雰囲気に合わせた光
それぞれやりたいことが別になると思うので、今回はまず日常の光について整理したいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1706778519335-7G3mw5wqVK.jpg?width=1200)
上記の光をベースに、どのようなコントロールができればいいのか整理してみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1706782325982-GmyN1sAfP7.png?width=1200)
こちらのフロー図のように、条件によって設定するものを分岐するように整理しました。これですとスタート地点になるのは「現在の時間と相対的にどの時間帯に当てはまるか」というのを参照して、それに該当する時間帯に合わせた照明が選ばれる流れになります。
ここで重要になるのは、季節や緯度経度によって日の出日の入の時間が違うので、そこを情報としてとってこれるのが理想です。そうなると、この「現在の時間」、というのは「現在地」という情報も必要になってきますね。
ここで一つ問題があります。
このやり方でコントロールをするとなると、いつでも家の明かりがつきっぱなしになっちゃいます。
そこで、「人がいた時」、という条件をつけてみたいと思います。
人がいた時をもうちょっと詳しく考えてみましょう。
その部屋に人がいて
人がいなくなったら消す
これだと「その部屋に人がきたらついて、いなくなったら消える」という形になるので、消し忘れも防げて省エネにも繋がりそうですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1706782399239-vpOvQe8uPT.png?width=1200)
ここまでで「1日の光を、人がいるときだけいい感じに調整してくれる」というのをどういう仕組みで整理すればいいか考えました。
次回は、具体的にどんな形でそれらを認識し、設定するかの例を挙げていきたいと思います。