みんなのピンホールマーケティング
前回のまとめ記事が大変好評でしたので、今回もまとめてみました。ついでに他の記事にも寄り道し、興味を持ったものは個人的に触れさせていただいています。
その前に我らが師匠こと木下斉さんが書かれた記事の御紹介です。何人か同じ記事を紹介している方もいらっしゃいましたので、内容は省略します。
それにしてもこのすさまじい精度の記事をすでに8年前に書かれていたというのがすごすぎる、、、。
作者の方と、記事内のものや、読んでいて思い浮かんだキーワードを合わせて見出しにしました。読まれる際の参考にしてください。
オプチャにアップされていた方々
9月12日時点でジブン株式会社経営企画室(LINEのオープンチャットの名前)にURLをアップされていた方々の記事をまとめてみました(万が一漏れている方がいたらご容赦ください)。
heyhey@詩吟の先生さん 「隠れたニーズ」
詩吟というフィールドですでに安定した副業収入を得ていらっしゃるheyheyさん。この記事にこんなフレーズが登場しますが、のこの部分こそがまさに隠れたニーズですよね。
「・・・そこまでする必要あるなら、とりあえず保留にしよっかな」と考える人の方が何倍もいるはずです。そこに目を付け、ネットをうまく活用していらっしゃいますね。
えみ@ワーママ✖️空き家再生さん 「スピード勝負」
前回は子育てで感動的な記事をお書きだったえみさん。今回は本業における成果を前面に出して書いていらっしゃいます。知識ゼロから成果物を納めるまでの期間の短さはビックリです。
記事の中に本棚(の一部でしょうね)の写真が登場しますが、これくらいの読書をしないといけないということですね。
原 徹/古民家・遺品整理・モノづくりの話さん 「完全予約制」
前回紹介した記事では、マルシェの場でランチェスター戦略を展開されているという話を書かれていた原さん。古家具の販売の場で実践されている内容が詳しく書かれいます。冒頭の木下さんの戦い方を忠実に再現されているのが分かります。
一人の方にここまで関わられているのがすごいですね。私の不動産戦略もこの記事から学ばせていただきます。予約制、良いですよね~。私も役所の窓口業務の一部を予約制にしましたが、いいことだらけでした。
Sonny(サニー)さん 「腰痛にならない雪かき」
理学療法士の療法士のSonnyさん。11月に「腰痛にならない雪かき」をレクチャーするイベントにチャレンジをされるそうです。頑張ってほしいです。
少数かもしれませんが、雪国ではないところから引っ越してきた人からすると、「腰痛にならない雪かき」は聞いてみたいとお思いの人はいらっしゃるでしょうね。と同時に「そんなに雪かきをせなあかんの!?」と思ってしまいました、、、。北海道の方は大変ですね。
マサ@グローバルキャリアの旅さん 「海外でのドブ板営業」
海外での営業経験をお持ちのマサさん。特定の人に刺さることをめざしたピンホールマーケティングですが、日本であろうと海外であろうと最後はドブ板営業で個別にアタックされた経験を披露されています。
9月に入ってから投稿頻度を加速されていて、ジブン株式会社の成長に向けた本気度が伺えます。将来はインバウンド観光客に向けたガイドという副業も視野に入れているそうで、個人的には興味深い副業です。
こーへい127さん 「ジブン軸」
トリリンガルをめざしてスキルアップを続けていらっしゃるこーへい127さん。半導体産業が盛り上がっている熊本での戦略についてお書きになられています。ジブン軸を明確にされていて、かっこいいなと感じました。
個人的には他社事例の社内研修(勉強会)ができる人材って魅力的だなと思います。役所勤めをしていると、他の役所がどんなふうに市民サービスを展開しているか案外知らないので、こういう情報を持っている人の話はぜひ聞いてみたいです。
YOKO : 野菜農家・英語講師さん 「トマト35種類」
YOKO : 野菜農家・英語講師さんの野菜の写真はどれも素敵です。ピンホールと呼ぶにふさわしい、レアな品種の野菜を多数販売されています。品質も当然しっかりされていると思いますが、レアであるがゆえに強気の価格設定で完売されているとのこと。地域の産業の戦い方としてめちゃめちゃ参考になります。
ちなみにトマトを35種類作っているそうです。アンミカさんの「白って200色あんねん!」という名言がなぜか頭をよぎりました。あと、Z世代のミスユニバース候補の方の話もめっちゃ面白かったです。
オプチャ以外で見つけた方々
続いてオプチャ以外で拝読した方々を並べてみました。
KASHIWAさん 「掛け合わせる」
ジブン株式会社RADIOでもご登壇されていたKASHIWAさん。私にはちょっと意外でしたが、御自身の「ピンホール」は何か、と向き合われている過程の記事をお書きでした。すでに確立されてるものかと思っていました。
この記事にも登場しますが、掛け合わせるって大事ですよね。そこの視点に「人から褒められたこと」というのは自らの市場価値を客観視するのにいい方法だなと思いました。
個人的に気になってしまったのは、URLに登場する「france1989」という文字。どんな意味があるのか興味があります。
かぁしぃさん 「異動後の勝負」
英語で交渉、貿易、契約まで経験があるかぁしぃさん。ランチェスター戦略とピンホールマーケティングとを合わせて記事をお書きです。「最後に」のところで転職に近い異動の打診があったとお書きでした。
ここからのジブン株式会社経営の記事が気になるところです。個人的には私より少し上の世代なので、健康情報について書かれた記事をめっちゃ読んでしまいました。「50代であることについて考えてみた②」の「茶麹」が凄く気になりました。
みちみちさん 「ゆるくつながれる場」
いきなり年齢に触れて申し訳ございません。60代で入学された方でした。他にもブログをお書きで、年金の話も登場していますが、チャレンジする姿は美しいですね。
60代になり親も寿命を迎え、誰かとゆるくつながれる場が欲しいと考えている人はおおいかもしれません。Voicyリスナーのつながりがひとつの解ですが、地域&リアルでそういう場を仕掛けられる人というのもこれから必要なのかなと思いました。
昨年新米大家さんになられたとのこと。おめでとうございます!
むむむ@札幌さん 「リクルーティング会社に登録」
むむむ@札幌さんの記事は同じ思いの方も多いと思います。「組織内で通用する能力はそれなりにあるけど、組織外でどれくらいの価値があるのだろう?」という疑問。実際にリクルーティング会社に登録されるとのことなので、続きが気になるところです。
雪国での子育て、なんかも個人的には興味があります。腰痛にならない雪かきを実践されているのでしょうか。こどもの頃、雪遊びに憧れたなあ。関係ない感想ですみません、、、
みちさん 「あなたの専門性は何ですか?」
栄養教諭として学校給食に関わるお仕事をされているみちさん。「あなたの専門性は何ですか?」と聞かれ、うまく答えられなかったという経験を綴っていらっしゃいます。同じような経験をされた方も多いと思います。私も正面切って聞かれるとビクッとするので、ビジネススクール入学をきっかけに言語化できるようお互いに頑張れたらいいなと思いました。
新たな調達先を開拓するとか、独自の仕入れルートを持っている栄養教諭がいたら、唯一無二の存在になるのかな、とか思ってしまいました。市会議員をめざす者として、こどもたちの学校給食のあり方について学ばせていただきたいと思います。
さくまるさん 「マルシェ出店」
インクアートに絶賛チャレンジ中のさくまるさん。御自身の「失敗作?」もありのままにさらけ出す勇気がすばらしいです。オンラインショップも展開されていて、マルシェ出店にチャレンジする中での気づきを読ませていただきたいです。
私は短髪男性なので、ヘアクリップという商品は引出しになかったです。
kei@からあげ大好き公務員さん 「地域情報の発信」
私と同じ公務員のkei@からあげ大好き公務員さん。地域情報をSNSで発信することで、組織内でのピンホールマーケティングが奏功している様子をお書きになっています。発信することで情報が集まる、というのはどの組織にいても当てはまるひとつの戦略かもしれません。
トップの画像、やっぱり唐揚げなんですね。余談ですが学生時代に「唐揚げ」といえば、金融機関から内定を勝ちとった経験を思い出します。行ってないけど。
Masao Iwasakiさん 「ピンホールライティング」
「公務員だけとクリエイティブなことをしたい私」ということに気づかせてくださったMasao Iwasakiさん。記事を書く時のコツを記事にされています。ピンホールという名のごとくペルソナを徹底的に絞ることで、逆説的に多くの方の共感を得られるということをお書きでした。
一人の人を想って歌うラブソングが共感を呼び、ヒットするのに通じるものがありますね。「恋わずらい」という言葉もありますが、いろんなことで苦しんでいる人が多いからこそ、一人の人に向けたつもりでも多くの人に刺さるんでしょうね。
こへい/ITベンチャーエンジニアさん 「失敗談」
こへい/ITベンチャーエンジニアさんの記事は失敗談です。ピンホールマーケティングのような尖った企画ではなかったゆえに苦戦されたものの、最終的にランチェスター戦略によって救われたという内容でした。とはいえ企画を尖らせるって簡単にできるものではないですよね。
3児移住ワーママAさん 「大手が参入」
こちらも失敗談?考えていたビジネスモデルに大手が参入してくるのがわかったのだとか。記事の中で「本当にやりたいことを最初にやるといいということだったのかなと思う様にしています」という言葉が残りました。自分のやりたいことで自分にしかできないことを考えていくプロセスにこそ共感が集まるのかなと思います。
サンセットオレンジ(Take)さん 「身内に営業」
すでに事業展開されているサンセットオレンジ(Take)さん。それゆえにドブ板営業の展開ルートもリアリティがあり、めちゃくちゃ学びになります。とにかく身内に営業をかけていくことが大切という事ですね。
先日注文させていただいたコーヒー、届きました!ありがとうございます!後日になりますが、飲み比べた感想をアップしますね。
ゆき/海ちゃんさん 「公務員のキャリコン」
公務員を対象としたキャリアコンサルタントをめざしている、ゆき/海ちゃんさん。公務員を対象としたキャリコンは多いと思っていたがそうでもなかった経験をお書きです。ひょっとしたら「公務員もキャリコンを活用しよう」という文化を作るところから活動する必要があるのかもしれません。
「公務員は安定」という図式が崩れたときに価値が爆上がりしそうですが、同じ公務員としてそういう世界が望ましいのか悩ましいところではあります、、、。
tokimarikoさん 「現地を見る」
都市計画のコンサルタントをされているtokimarikoさん。実際にピンが刺さっていない現地を見て感じたことをお書きです。失敗事例を見て「案の定うまくいっていない」と感じられたようです。どのあたりが「案の定」だったのか、読んでみたいなと思いました(ペイウォール必須でしょうね)。
事例を集めるという「コンサルあるある」を脱却した、尖ったコンサルをされる姿を見てみたいです!
林 裕也@30代民間企業の育児管理職さん 「定義付け」
わたしが秘かに尊敬している方です。育児もしながら日々発信されるというのは本当にすごいですし、顔出しされているのもすごい。おまけにジブン株式会社RADIOの企画書も書いて全ての放送にコメントされているスーパーマン。コメントいただいたのに返信できておらずすみません。
こちらの記事、有料に十分値する質と量です。「尖った専門性は、ないのではなく、定義付けができていない。」という記述にハッとさせられました。それを踏まえた林さんの自己定義、じっくり読ませていただいております。何気なく気づいているようで、うまく言葉にできていないことってまだまだあるのかもしれません。
釧路人おだわらさん 「ぴったりハマる」
釧路出身で金融業界に身を置く釧路人おだわらさん。まさにピンホールな世界で利益を出す手法が有料部分で語られています。記事を読んで、「シンデレラフィット」という言葉が思い浮かびました。すき間にぴったりおさまる快感は、この業界ならではなんでしょうね。
ノースKさん 「東京ではない?」
経理の経験をもとに転職活動を発信されているノースKさん。転職先として自分を売り込むにあたってピンホールマーケティングの発想をあてはめていらっしゃいます。確かに「東京で働きたい」という競合は多いでしょうから、そこと無理に戦わずに新天地を見出すという作戦は成功しそうですね。
オアシス、高校生のときに聞いていました。
tama(mayu)さん 「お惣菜店のスタートアップ」
総菜店兼カフェを運営しているtama(mayu)さん。お惣菜という世界でピンポイントマーケティングに基づいた戦略を検討していらっしゃいます。ちょっと高いお惣菜というのは、たまに自分へのご褒美という位置づけで売れそうな気もしますね。リクエストに即応できるという強みも確かにありそうです。
フォローいただいていたことに気づかず、フォローバックさせていただきました。これからになりますが、スタートアップとしての日々を楽しみに読ませていただきます。
古着とビールのサトゥさん 「1万時間売ってみる」
古着とビールのサトゥさんはこれからの取組を宣言されています。「まずは熱意を持って商材に向き合う。そして1万時間売ってみる。」とのことです。専門知識の上に熱意を乗せて、量(時間)で勝負されるとのこと。元公務員の方の挑戦、興味深いです。
うだつの突破さん 「・・・なのに〜〜」
公務員の方です。建築職であり公共施設の総合管理に関わっていらっしゃいます。「・・・なのに〜〜」という公式は応用範囲が広そうですね。私が目指すとしたら「公務員なのにクリエイティブな仕事がしたい」とか「職員は少ないのに福祉施策が充実している」といった感じでしょうか。
これから公共施設の維持管理や整理縮小が進む時代、専門職の知見が求められる部分もありますね。発信を楽しみにしています。
双子パパTakaoさん 「メタ認知」
双子育児というピンホールな生活を日々送られている双子パパTakaoさん。すでにその知見は社会貢献の域に達していらっしゃいます。双子育児の話かと思いきや、自らをメタ認知し、全く違う角度で書かれた記事はちょっと驚きの内容でした。めちゃめちゃ興味深い経験をお持ちの方だったんですね。
「オムツ替え2万回突破!」というプロフィールも素敵ですね。
熱海で働く社長のnote@HUBlic合同会社さん 「人材の地産地消?」
「地産地消」というと人材とは相いれない表現ですが、地域の人材をその地域貢献につなげようと活躍されている熱海で働く社長のnote@HUBlic合同会社さん。ピンホールマーケティングで大切なのは「自分軸」とおっしゃっています。自分たちの組織だからこそ、自分たちで責任をもって運営できるということですね。
ら・ルークさん 「周りにいる実例」
ら・ルークさんは御自身の身の回りにいる方で、ピンホールマーケティングという言葉に当てはまる方についてお書きです。
「これからの戦略をどうやっていくか、なかなか良い案が出ない。」ともがく姿も正直にお書きになられているところが素晴らしいです。まずは発信しないと何も得られませんからね。一緒に3月まで頑張りましょう!
ひろろんさん 「介護の世界でのピンホール」
これから人材不足に直面していく介護の世界にいらっしゃるひろろんさん。この記事で紹介されている広島市の事例は、興味深いですね。どういう介護サービスを提供するのかというのもピンホールマーケティングが活かせる分野のように思えました。
最後に
皆さんの記事をまとめるのは大変でしたが、いろいろと共通項のある方も見つかって面白かったです。ですがよくよく考えると、多くの方が
組織内スキル と 市場価値
のマッチングを模索しようとしていることがよく判りました。皆様のキャリアアップ、収入アップが実現したらいいなあ。
この記事の作り方、めちゃめちゃ時間がかかりました。2回目にしてしばらくお休みにします。気が向いたらまたやってみようと思います。自分が書きたい記事もあるので。
それと今回、オプチャにURLをあげている方は方向性が決まっている方が多く、そうでない方は「悩んでいます」という方が多かったように感じました。こういった心模様が行動に現れているようで、面白かったです。
最後にもし良かったら私の記事も読んでやってください。皆様の購入で来月のスクール代に充てたいです(笑)。