新春ホラ吹き大会で夢を語ろう!
「福祉増進と職員負担軽減との両立をめざす」というテーマで発信している、みきやと申します。関西在住の地方公務員で、2027年4月の統一地方選で地元の市会議員になり、地場産業を取り戻すことをめざしています。
我が家では新年に「新春ホラ吹き大会」というものを実施していて、意外とこれが評判も良く、実際にその年の目標を設定するいい機会になっているので御紹介したいと思います。
「新春ホラ吹き大会」とは
概要
「新春ホラ吹き大会」とは、読んで字のごとく、お正月にみんながホラを吹くというものです。実際にほら貝を吹くのではなく、その年にやりたいことや将来やりたいことについて、今の自分という制限を全く考えずに話してみようというもの。誰も傷つけない上に、「一年の計は元旦にあり」という言葉にも沿ったお正月らしいイベントです。
考え方のフレームワーク
いきなり「ホラを吹け」と言われて即答できる人はあまりいないかもしれません。そこで、我が家で(というか私)は次のような質問を組み立てることで、ホラ吹きを考えやすい設計にしています。
質問は次のとおりです。
昨年(例えば2024年)はどんな年だった?
今年(例えば2025年)はどんな年にしたい?
その年にするための目標を3つ教えて?
さらにその先にある、実現したい夢は?
目標設定は逆算で考えるのがいいので、1年後の自分がどうなりたいかを決めた上で、それを達成するために具体的な指標を挙げてもらうというものです。
2025年の目標
2024年を振り返る
2024年を振り返ると、色々なことにチャレンジし、成功も失敗もたくさん学べた1年だったと思います。窓口のオンライン予約制導入や、オンライン申請の導入等、これまで職場であまり力を入れてきていなかった分野にも積極的に挑みました。
もちろんすべてが成功したといえるものではなく、予約制にしたものの非常に簡単な申請で予約が殺到し、逆に業務に混乱を生じさせてしまったものもあります。部下には非常に申し訳ない気持ちです。
また、京丹後、長門、宮崎等、今まで行ったことのない場所に行く機会を多く作れた一年でした。これらの場所に行った費用はすぐに回収できるものではありませんが、自分の学びのためにお金を使うとはどういうことか、を実感できたものでした。
2025年をどんな年にするか
2025年は、
今後の成長に備え、学びに時間とお金とをしっかり使っていく、投資の1年にする
というものにしました。
現在どんな人がどんなことで困っているのか、ほかの国や地域では同じような問題をどうやって解決しているのか、今は顕在化していないけどやがて対処しなければならない問題は何か、という感じで様々な政策課題を根拠を持って訴えることができるよう、学びに力を入れたいと思います。
具体的な3つの目標
①相続コンサルタントの資格をとる
最初に立てた目標は、相続コンサルタントの資格をとるというもの。不動産実務検定で有名な、日本不動産コミュニティが実施している養成講座を受けようと思います。まあまあ高額な講座です。
資格を持っているだけでは意味がありませんが、少なくとも困りごとのある方が相談する際に安心感を持ってもらえる効果は期待できます。将来議員になるにあたり、いろんな人の話を聞いていくきっかけにはなると思いますし、今の仕事をやめて議員にチャレンジすることになるので、不動産で収入の柱を作っていきたいとの思いからチャレンジしようと思っていることのひとつにしています。
②宅建の試験に合格する
相続に関する相談を受ける際、多くは保有する不動産をどのように扱えばいいかという相談が増えると予想されます。今後寿命を迎える団塊の世代は多くが持ち家を有しているものの、団塊ジュニアの世代は近くに住んでいなかったり、住んでいてもすでに家を持っているため親の家を持て余すということが考えられます。
そういった方々が誰かに相談したいとなった際に、相談相手が不動産に関する資格として最も知名度の高い宅建の試験合格者であれば、相談してもらえる可能性はかなり高くなると思っています。
また不動産取引に関する各種規制等に精通していることは、市会議員になった際に政策を考える上でも有益です。今後のまちづくりについて、夢物語を語るだけではなく、しっかりと地に足の着いた議論ができる議員になれるよう、宅建の試験は受かっておきたいところです。
③相続や事業承継に関する発信に力を入れる
①、②は主にインプットの部分ですが、アウトプット(発信)にも力を入れる必要があると考えています。先ほどから相続という言葉を入れていますが、事業主であれば事業承継も悩ましい問題です。
継承者がいないことで廃業となれば、それだけ地元の活力が減少することになります。持続可能なまちの運営を維持するためにも、現在事業をしている人が安心して次の世代に引き継ぐことができるよう、相続だけでなく事業承継に関することについても学び、発信していこうと考えています。
現時点で相続に関する知識はゼロに近い状態ですが、アウトプットを意識したインプットをすることで、少しずつ知識を強化していくつもりです。
さらにその先にある、実現したい夢は?
さらにその先に私が実現したいことは、地場産業の復活です。冒頭の自己紹介でも少し触れています。
昨年あるお年寄りの方から、かつて私の生まれ育ったまちにも地場産業が存在していたことを教えていただきました。それは日本で唯一のものだったそうです。残念ながら廃業してしまったことにより、その産業は日本から消えてしまったそうです。
これをなんとか取り戻すことはできないか。今は私の中に明確な解があるわけではありませんが、人生における一つのテーマとして、チャレンジする価値があるのではないかと思っています。