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「その仕事、本当に大丈夫ですか?」と言ってしまった話

窓口で仕事をしているといろんな方にお会いします。福祉の窓口なのでものすごいお金持ちの方にお会いすることはあまりありませんが、反対に収入が低い人にはよくお会いします。

最近お会いした方で、タイトルにもあるとおり「その仕事、本当に大丈夫ですか?」と言ってしまったことがありました。その方も収入は高くない方でしたが、仕事について改めて考えるきっかけになったことと、その方に窓口でさせていただいたアドバイスについて書きたいと思います。

  • 「仕事」とは

  • 「稼ぐ」とは

  • 私から伝えたこと

について、書いていきます。少し込み入った内容なので後半は有料にいたしますが、自分の大切な人を守るためにもぜひお読みいただけると嬉しいです。


仕事とは何か、稼ぐとはどういうことかについて

「仕事」とは

今まで仕事とは何かを正面から考えることは、私もあまりありませんでした。

何となく大学に行き、自分が行ける範囲で一番いいと思う就職先を選び、能力が評価されれば仕事が与えられるもの、という認識でした。

が、ここ数年、Voicy等でいろんなインフルエンサーの話を聞くことが増え、その考えが非常に甘かったと反省しました。

「仕事とは何ですか?」と聞かれたらどう答えるか?

今の私は即座に「お客さんの困りごとを解決すること」と答えることができます。そういう視点で世の中を見てみると、ビジネスのヒントがいろんなところに落ちているんだろうなと思うことも増えました。

この視点を持てるようになったことで、「稼ぐ」とは何かについてもクリアになりました。

「稼ぐ」とは

稼ぐことについても、昔の私はなんとなく能力が評価されて、その対価として支払われるもの、という程度の認識しか持っていませんでした。

しかし、仕事が「お客さんの困りごとを解決すること」と定義できるようになったことで、稼ぐということについても認識が変わってきました。

今は、稼ぐとは「価値を提供し、そのお礼としてお金を受け取ること」ととらえています。

福祉の窓口でいえば、体の機能が低下した方(障がい者福祉)や離婚した後の生活が不安な方(ひとり親福祉)などに対し、手帳を発行することや児童扶養手当の認定を行うこと、が当てはまるかもしれません。

今はこれらに加え、「窓口に行く際のさまざまな負担」がお客さんの困りごとだと考え、オンライン申請等の業務効率化にも取り組んでいます。混雑が緩和されればお客さんも楽になるし、対応する職員も落ち着いて対応できるし、双方にとってプラスの価値を提供できていると自負しています。

そんな折、窓口で出会ったとある人が非常に危なっかしいと感じたことがありました。

窓口で出会った人の話

概要

個人情報もあるので詳細は伏せますが、就労先について尋ねた際に違和感を感じた事例でした。仕事のジャンルが「?」だったのです。

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