自分にあるものを掘り返してみる、ABCD
「福祉の増進と職員負担の軽減との両立をめざす」というテーマを掲げ、市会議員に挑戦する道のりを発信している、みきやと申します。
2024年9月に開校したジブン株式会社ビジネススクール。9月25日に追加されたチャプターは「ABCD」について。Asset Based Career Developmentの頭文字をとってABCDになっています。日本語にすると、資産をベースに置いたキャリア展開、といった感じでしょうか。
まずは自分が持っているものは何かを考え、そこからどういうキャリア展開ができるかについて掘り下げていきたいと思います。将来議員になる際の自己紹介につながりそうな気がしてきました。
自分が持っているもの
①地元の人脈
東京に2年間だけ住んでいたこともありましたが、それ以外の40年以上、生まれた場所から市外に住民票を動かしたことはありません。小中高と公立に通いましたので、自分が住んでいる地域を歩けば同級生の家がちらほら。何かビジネスを始めるにあたって、「自分のことを小さい時から知っている人が数多くいる」というのは資産ととらえています。
幸いなことに私の両親も地域で様々な活動に尽力してくれています。こういった活動から得られる信頼は、目に見えませんがとても強大な資産になっているはずです。
議員になる際に票になるのかは未知数ですが、自分だけでなく親を通じて地元に知っている人が多いという利点は活かしていきたいところです。
②公務員としての経験
役所に相談したときに職員がとりあってくれなかったこととか、誰に何を聞いたらいいのか分からないという経験をした人も少なくないでしょう。
私の公務員としての経験はこういう方々のお役に立てると考えています。どういう話を役所は嫌うのか、どういう大義を見せれば役所は無視できないのか、どういう原理で役人が動くのかは手に取るようにわかります。「公務員の視点を持ち合わせた市会議員」というのは一定の価値がある存在だと思います。
今はこれに加えて業務改善に取り組んでいます。これによって得られた知見も世の中の役に立つときがくると信じています。
③学歴
決して自慢するわけではありませんが、法学を学びました。公務員試験に必要な行政法の知識もあります。細かな条文を暗記しているということは一切ありませんが、法的な文章の読解は人並み以上にできると思います。
地元の議員で法学部出身の人はあまりいなかったはず。きちんと質問をして議論ができる人は限られているという話も聞いたことがあるので、こういった素養は大切にしていきたい資産です。
④福祉に関する知識
公務員生活の半分は福祉部門で過ごしてきました。児童手当などは平成20年度あたりから触れてきていますので、制度の変遷についても一定の蓄積はあります。どういう理念で制度が運営されているのかが分かっているから、自治体にできることとの限界も理解しています。
もしも生活する中で困ったことが起きた場合、どこに相談すればいいかといった基本的なことは説明できるようになっていると認識しています。
⑤窓口での対応経験
正確に数えたことはありませんが、窓口で対応した人数は通算で1万人を超えていると思います。今はいかに窓口に来る人を減らすかに力を入れていますが(笑)、福祉の窓口で多くの方々と接した経験は同業他者の中でも上位に位置するのではないかと自負しています。
どういうキャリア展開ができるか
キャリア展開というよりも、今までの自分を振り返りつつ、それを活かして活躍できる議員の姿を言語化してみると、
福祉に精通している議員
業務効率化のノウハウを持っている議員
役所の動かし方を知っている議員
といった感じになるかと思います。今はこれに不動産の知識や経営の知識等を加えて、「稼ぎを生み出し、福祉で還元していけるまち」にしていくことに発展させていきたいと考えています。
まだまだうまく言語化できていませんが、今後も発信を続けて精度を上げていこうと思います。