ミキヲト@誰も読まないボカロ制作録

いわゆるボカロPです。POPで優しいボカロ曲を制作しています。イラストや動画制作まで完…

ミキヲト@誰も読まないボカロ制作録

いわゆるボカロPです。POPで優しいボカロ曲を制作しています。イラストや動画制作まで完結させて、YouTubeやニコニコ動画に投稿する日々を送っています。忘備録のつもりでNOTE始めました。内省的な駄文の羅列ですが、もしご興味がありましたら。

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【オリジナル】上海ダンス / ミキヲト feat.宮舞モカ

●リリース月:2024年10月 ■制作のきっかけ 歌唱力に定評のある宮舞モカというボカロ(合成音声)を購入。記念すべきオリジナル第1弾として制作。 ■楽曲制作エピソード 宮舞モカにボーカルを託すならどんな曲がいいのかな?ロック?R&B?色々考えたんですけど、そっちはそのジャンルが得意な他のボカロPさんにお任せするとして、あえてボカロ界隈であまり聴かないタイプの曲をチョイスしました。 THE・オリエンタルミュージックです!細野晴臣さん坂本龍一さんらYMO一派の中国音階の楽曲にハマって、マネして作った習作がけっこうあったので。ミキヲト名義ではその手の曲出してないなぁ...ってことで、ストックから引っ張り出して今回リメイクしちゃいました。 ■サウンドメイキングのエピソード まずベース。前作ほとんど弾けなかったので、今回はフレーズ練習をガッツリやってフル尺で弾いてます。ストレス発散です。特にAメロ部分は名演奏を是非聴いてほしいですね(笑)。カッティングギターは埋もれちゃって存在感ありませんが実は2本重ねてたりしてます。 リズムはLogic Proのオーディオサンプル使用。シンセは色んな音使ってますね。ストリングス、中華風の弦楽器、古いアップライトピアノ。あとパーカッション、リバースシンバル、オーケストラヒットなどなど。そして「ガシャーン」という銅鑼。なんやかや、この曲、僕の曲の中ではけっこう音を重ねている方だと思います。 で、いよいよ宮舞モカのメインボーカル!最初は優しく歌わせた方がいいかぁと思って「SOFT」「COOL」というパラメータを強調したけど、高いところのファルセットがなんだか気になって、結局すべてデフォルトに戻しちゃいました。すると…「ん?なんかいい? 」地声もファルセットもしっくりきて違和感が消滅。宮舞モカ=デフォルト最強説ですね。とりあえず我が家のモカは今後デフォルトから始めることにします(笑)。あとモカは意外に歌う帯域を選ぶのでキーの設定も重要かなと感じました。 コーラスは定番のJIN(SV)。ワントラックをコピーしてAIリテイク(SynthesizerVの機能)したり時間軸でタイミングをずらしたりしてLRで分離して聴こえるように調整してます。 ■MV制作時のエピソード MVのメインイラストはモカの公式ビジュアルを参考に自分で描こうかなと思ったんですが、押し出しの強い声と、日本の学生っぽいビジュアルが合わないような気がして、結局オリジナルイラストを描き起こしました。 チャイナドレスにチャイナヘアなので変な色気が出ないように気を付けながら(笑)。生意気なんだけど可愛さも感じさせる子猫っぽい姑娘(クーニャン)のイメージ。オリジナルキャラなので彼女に名前付けてあげないと...ですね。何かいい名前はありませんか? その他のイラストは、孫悟空と遣唐使。これは歌詞に出てくるので描かざるを得ない(笑)。今は存在しない過去の(あるいは架空の)キャラなので、絵のテイストに悩む悩む。あれでよかったのか、いまだによくわかりません。 あとは、上海シティにまつわる素材を並べて、歌詞と映像のタイミングを合わせて終了。 ■自己評価 宮舞モカという、ポテンシャルの塊のようなボーカリストのデビュー作。「かっこよく歌わせて当たり前」というプレッシャーの中、こんな曲を歌わせて果たしてよかったのかどうか...(汗)。それなりに聴きやすく気持ちのいいサウンドには仕上がったので、まぁ今回は及第点ということで(笑)。リピして聴いていただけると嬉しいです。 あと曲のテーマになった上海。僕は楽器の展示会の視察で行ったんですが、旅行先としても非常に魅力的でした。歌詞でも歌ってるとおり、まぁなかなかに面白い街。上海蟹の時期がオススメかな。

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      【オリジナル】1000ピースの夢~ハウスdeはぅあ / ミキヲト feat.重音テト

      ●リリース月:2024年10月 ■制作のきっかけ ・ボカロ(合成音声)キャラ重音テトの記念日(テトの日)を祝う投稿祭に参加するため ■楽曲制作エピソード 実は昔作った曲のリメイク。仲間と一緒にJ-POPを作る活動をしてるときに、テクノっぽいの作ろうぜ~と余興で作ってみたのがコレです。当時あんまり評判は良くなかったなぁ(笑) ふと突然、ボカロのトレンドで今風にリメイクしたら面白いんじゃないかと思いまして。イメージはボカロ名曲「ハッピーシンセサイザー」のような明るいテクノビート。 でも、自分の中にないものはやっぱ出てこない。リメークしたら結局、アース・ウインド・ファイヤーみたいなコテコテのファンクナンバーになっちゃった。テトさんの調声もアースのモールスホワイトみたい(笑) 「はぅあ!」というキーワードは、MVの中で「インパクトのある驚き表現」と定義したけど、実は単なる楽屋ネタ。身内で流行った謎のフレーズをそのまま持ってきただけという(笑) ■サウンドメイキングのエピソード これも前作と同様、オーディオサンプリングのデータを要所で使ってます。ワンコードの楽曲なので、音程感のある素材もトランスポーズでずにそのまま使えるのが良かったね。ギターやベースの手弾きも入ってますが、ほ~んの少し。 こういう作り方をした単調な曲は最後まで聴く前に飽きちゃうんで、やっぱり歌の力が重要なんですよね。今回はメインボーカル「重音テトSV」のポテンシャルの高さに助けられました。低い音域も、高い音域も、フェイクも、有音のブレスも、すべていける。そこにコーラス隊をうまくからめればストーリー性あるボーカルワークを構築できる。でもラップパートは苦労しました。かなり頑張ったけど、いまだに聴き返すたびに「う...」となりますね(笑) ■MV制作時のエピソード 色々妥協しつつこの形になりました。アニメのイラストを100枚ぐらい描いて本格的なハウス系ダンスを踊らせようと壮大な計画を立てたけど、画力がなさすぎてギブアップ。動きの単純なフィットネスダンスに変更しました。実はYouTubeでその手のダンス動画を見て自分もダイエットに励んでいたので、根拠もなくコレでいこうと即断でした。意外にもテトのダンスシーンで作ったイラストはわずか10枚。フィットネスダンスだから、左右対称の動きは原画を反転させて使えばその分省略できるんですよね。ダンスみたいに体のひねりも最小限だから描きやすいし。ただビートとアニメの動きを合わせるのは試行錯誤続きで地獄を見ました(笑) ■自己評価 これはもう重音テトあっての1曲です。「ハッピーシンセサイザー」とは似ても似つかぬアレンジになったけど、ファンク好きの自分には最高の曲。ジムのトレッドミルの上で聴くなら、これ以上の曲はないんじゃないかなぁ(と締める)。

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        【オリジナル】シアワセノ蕾 / ミキヲト feat.夏色花梨(w/重音テト)

        ●リリース月:2024年9月 ■制作のきっかけ ・ボカロ(合成音声)キャラ夏色花梨の誕生を祝う投稿祭に参加するため ■楽曲制作エピソード 投稿スケジュールがあらかじめ決められていて、実際に参加を決めたのは2週間ほど前。適当なストックがなかったので、なんと高1で作った「愛しのグリコ」という曲を引っ張り出してきて、リメイクしました。歌詞は全修正。 この曲のコード進行はちょっと古臭いというか、よく言えばスイートな感じなので、キャラの誕生日を祝う曲としては良かったかな~思います。とはいえ、今風のトレンド感も出したかったので、一部テンションコードに差し替えたり、ラップパートを加えたり工夫しました。 冒頭のシュビドゥワ♪というコーラスは、たまたま思いついたものですが、曲の多幸感を高めるにはよいアイデアだったかなと。 でも歌詞は、運勢降下を自虐的に笑いとばすような内容で、多幸感には程遠い展開なんですよね。ということで、曲を穏便に終わらせるため、終盤に重音テトという包容力のあるキャラをラッパーとして登場させ、上昇ムードを高める「天使」としての役回りを担わせました。まぁ結果的にいいバランスだったかなと。 ■サウンドメイキングのエピソード 今回少しテクノっぽくしたかったので、シンセのシーケンスを打ち込んだり、リズムのオーディオサンプルを入れたりしてます。なのでリズムがカチッとタイトに。ベースは弾いてて楽しい曲調のはずが、あまりフレーズ練習ができなかったのでオカズも少な目で聴かせどころは僅少。ギターは間奏のオクターブカッティングが意外にいい出来だったかな。ただ綺麗に聴かせるためトップノートだけ後でコッソリ補強したりしてます。テンポ落として弾いたり、波形編集したり、ギターはいつもけっこうズルしてますね(笑) ■MV制作のエピソード 夏色花梨の喜怒哀楽をコロコロ変えるアニメーションのアイデアがあったので、表情差分で10パターンぐらい描いてみました。 もともと夏色花梨は髪型が難しく描きにくいキャラなので、アニメ作業では苦労します。ということもあって、今回は描きやすいデフォルメ調にしました。 あ、最後の重音テトのイラストはSNSに投稿した落書きを修正したもの。 制作時間はイラスト込みで10時間ぐらいかな。新しいチャレンジは全然なくて凡庸なMVになっちゃったけど、まぁスケジュール優先だったので仕方ない! 最後のカットは余分かなと思ったけど、夏色花梨本人に何か語らせた方がいいかなと思って追加しました。いい表情でいい事を語ってますので、ぜひ見てください。彼女のおかげで、イントロで目論んだ多幸感を、最後にきっちり引き戻せたかなと思います。 ■自己評価 完成形を何度も聴くと飽きるけど意外に飽きない。そういう点では大好きといってもいい曲かな。

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          【オリジナル】承認ふぇす / ミキヲト feat.重音テト

          (未作成)

        【オリジナル】上海ダンス / ミキヲト feat.宮舞モカ

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