恋に悩める台風ガールは納豆ご飯を攻め寄せた。
こんばんは。みき☆たにしです。
晩ご飯に、刻みオクラを入れた納豆を食べました。オクラを刻んで、納豆をこねこね混ぜていると、どうしても思い出してしまう遠い記憶があります。
納豆の画像を参考に描いたイラスト。
納豆の思い出①
あれは大学生の時でした。わたしは親からの仕送りで、質素な暮らしをしておりました。でも、テレビか何かで納豆の栄養や、夜に食べるといいよということを知り、納豆はなるべく晩ご飯のときに食べるようにしていました。
お金を節約するため、晩ご飯のおかずは納豆だけってこともありました。
体育のレポートかテストで、「日常の中で健康のために気を付けていることを書け」という問題があったので、
「毎晩の納豆を欠かさない」と書きました(*´ω`*)。堂々たる字で( ・´ー・`)。
テストが終了し、先生が教室を出ていくときに、ちらっと私の答案用紙を見て、こちらを振り返りました。そして楽しそうに言ったのです。
「お前は面白いやつだな!」(^o^)丿
誤解だよ先生。わたしは普通の真面目なだけがとりえの地味な大学生だったのですよ。
納豆の思い出②
納豆を食べる時に、何を混ぜたらおいしいか?という話を友人としたことがあります。
友人いわく「豆腐+納豆」で、ぐっちゃぐちゃに混ぜるのが美味しいそうです。そういえば、まだ、やったことないな。そろそろ、試してみようかしら……。
それ以外に、納豆にツナ缶、マヨネーズちょい足し、というのが(自分の中で)流行っていました。
そう……あの夜……わたしはお気に入りのツナマヨ納豆を、ひとりでルンルン食べていました。何もない6畳のアパートで、小さな折り畳みのテーブルで。
唐突に電話が鳴りました。
……電話が鳴るのは、だいたい、唐突なのですが。
見ると、親友からでした。ご飯をさておき、わたしは電話に出ました。
彼女は泣きながら、
「今から行っていい?」
って聞いてきましたが、断れる雰囲気は1ミリもありませんでした……。
納豆の思い出③台風ガールの登場
間もなく、彼女はやってきました。わたしは、まだ、ご飯を食べているところでした。
ドアを開けるや、彼女は号泣しながら転がり込んできました。
「もうダメ~(ノД`)・゜・。彼に嫌われる~!」みたいなことを、涙でぐしゃぐしゃになった顔で訴えるのです。
いやいや。おい待て。あなたの前にいる女な、そう、みき☆たにしのことですが、彼氏いませんのよ。そこ分かっておられます?
しかし、そんな小さいことを、当時のわたしは気にしなかった(心で泣いたけど)。
彼女は嗚咽しながら訴えてきました。
「わたし……魅力ないから……きっと彼に嫌われちゃう……」
「……」
わたしは心の中で叫びました。
(いや何言ってんの!?彼氏がいるあんたに魅力がないとか言ってたら、彼氏のいない、わたしはどうなるんだ!!泣くぞ!いいのか!?)
それはさておき。(さておいちゃった)
「落ち着け。いいから落ち着け」
わたしは彼女に、ちょっと強めにそう言いました。それで、彼女が少し落ち着いたころ合いを見て、はっきりと言ってやりました。
「女は、男を惑わせるようにできてるんだ。だから、大丈夫!」
強引!われながら強引!
友「ほんとう?」(´;ω;`)
わし「うん!」(。-`ω-)
やがて、彼女は泣くのをやめ、「分かった!ありがとう!」と言って、最終的には胸を張って帰っていきました。
その勢いは、まるで台風の目……周りを暴風雨で巻き込んでおきながら、自分の上空だけはゴキゲンな青空っていう。(*´▽`*)
「女は男を……」の発言の裏
恋に悩める女子に、「こんなところがあなたの良いところよ」って言い始めたら、「うんうん、他には?」ってなって、他に思いつかなかったりした場合、「やっぱり、わたしには良いところがないんだ!うえ~ん!」ってなっちゃいませんか。
だったら、男女間の普遍的な真実(っぽいこと)を言って、根本から安心してもらうのが1番!(ご飯も食べたいし!)
そして、彼女を安心させることに成功しました。(ご飯も食べられました)恋は盲目、これマジ真実ね。
こんなことを、納豆から思い出すのでした。(*´▽`*)
今夜もありがとうございました。
納豆のおすすめの食べ方あったら教えてください。
そのサポートが励みになります!これからも頑張りますので、よろしくお願いします!